牛に乗る?
実はもうヴァンロン地区に来てるらしい。あとちょっとやから牛車に揺られて自然保護区まで
行こうという趣向らしい。
レストランの入口の広場にはもう牛さんたちが待機してる。
あれに乗るんか?
背中に大きなコブがある牛で身体もごついし、足も頑丈そう。少々のことはへこたれんと
引っ張ってくれそうやんか。
そやけど、荷車に横板を渡しただけで、固定もしてないとこにお尻をのせるだけ、
動く前から不安定やけど大丈夫やろか?
昼飯食った直後の時間帯やからえらく暑そうだ。日傘をさしていかんとたまらんやろ。
てなことでぼちぼち動き出す。
ごく普通の村のなかをトコトコ歩くのはとてもいい感じだ。
もう海岸も近いし?、ヴァンロン自然保護区も近いとこなんで湿地帯でもあるようだ。
良い感じの池のある風景が続く。
道は殆ど地道か簡易舗装なんで、牛車でゆられると結構きついときがある。ゴトンと
ういてゴトンと落ちたら腰にぐんとくる。
それに時々結構走る。走るはずはないみたいやけどそれなりのスピードだ。
どっかにしがみついとかんと振り落とされそうだ。
村の風景をゆっくり見る余裕がない。
しかし、人が横について誘導してるんやからそんなに早いはずがない。
きっと気のせいだ。
そんなこんなも結構楽しいからおかしい。
なんだかんだしてるうちにいかにも自然保護区らしいとこが見えてきた。
多分あのへんやろ。
牛車を降りて堤防にあがると船着き場が見えた。
こんどはあそこから舟に乗るのだ。
それにしても面白い景色だ。
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ありがとうございました。