「海の道 たっちゃん」はとても居心地がよかった。老夫婦の、と言ってもわしらより
ずっと若いけど、やさしくておだやかな人柄が伝わって来る。お料理も漁師の家の
家庭料理という感じで、新鮮でたっぷりして、口に優しい味わいであった。
待ってるあいだに表にでると日南の海と島が見えて、南国の豊かな気分が体の中に
入ってくるようだ。
美味しいもんを腹一杯食って、沢山の元気を蓄えることができた。
では出発だ。
これから行くのは、ジャカランダの花が咲いているというところだ。ジャカランダの花って
何やねんと思ってたら、アフリカに咲く花で世界三大花木の一つ、青紫の神秘的な花やと
言う。家人が娘とアフリカに行った時にその並木があったけど花の季節ではなかったんで
是非見たいということなのだ。道の駅、「なんごう」というところに行ったら
ジャカランダの花の公園があるらしい。
というのが今回の宮崎の旅のメインの目的地でもあった。
ということで道の駅についた。
なるほどこれか。えらいショボいやんか。ここもがっかりかな?
アフリカ育ちにジャカランダの花というからにはどっしりした木の並木が、あるいは
鬱蒼とした森のように立ち茂って居て、あたり一面が紫立って香りに満ちてるん
やとばっかり思って期待してた。
確かに、山の斜面が遊歩道になっててそれに沿って沢山の木が植えられているけど
ぐいぐい迫って来るような迫力には欠けているようだ。
それよりは、海の景色がとてもいい。
ちょっとした入り江になっていて、ええ感じの島影が点在して一幅の絵のようだ。
ちょっとがっかりではあったけど花は上品で可憐な美しいものやし、木は大きくなる
のが普通みたいなんで、もう何年かしたら強烈な迫力のジャカランダの森ができて
しまうかも知れん。その頃又来れたらええなあと思う。
後で分かった事やけど、ジャカランダの花って大阪にもあるらしい。
おやおや!
ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
![]()
にほんブログ村
ありがとうございました。





