ジャカランダの花でちょっとガッカリしたけど都井岬も日南海岸も良い風景だった。
てなことで、これから又九州を縦断して博多まで帰る。
そう言えば、昔々、北九州市で学生生活を送っていたころ、皆が車の免許をとって
間もない頃の友人達とどっかに車に乗っていきたくて、最初は学校のポンコツ車を
借りに行った。むろん有料なんやけど安かった。しかし、ラジエターの水を補給しつつ
走った方がええなんてドキッとするようなことを言われながら出発したら、案の定
郊外にでたころ動かんようになった。そうなると行きたい気持ちは収まらず、
レンタカーを借りて、長崎、阿蘇、大分と回って走ったんやけど、その間色々
面白いできごとがあってとても楽しかった想い出がある。その頃は高速道路なんて
一本もなくてひたすら普通道を走ったんで、二泊三日くらいの旅になってしまった。
そんな事を思い出しながら走ると、と言うても助手席なんで居眠りも交えながら
ではあるが、とても懐かしいし、そんな道を数時間で走り抜ける事ができるのも
信じられへん。
てな具合で、夕方にはもう博多に着いた。
この日は、博多名物という「もつ鍋」を食いに行こうとしてる。
「良之介」(よのすけって読むらしい)さんへ。
店の向かい側に駐車場がある。
さて、まずビールを頂こう。
車を運転しない人はこういう幸せがある。
で、この店では事前に具を入れた鍋を用意してくれてあった。
2種類あったけど、お勧めということで選んだんで詳細は覚えてない。
鍋の煮え具合をみながら具を入れていくという面倒はなくて、火を付けて煮える
のを待って、食うだけという簡単さだ。
2つの違いはようわからんけど簡単に言えば一方は甘い目、一方は辛いと言う違いは
よくわかる。
だんだん煮えて来た。
少しずつ食べていく。
野菜の味は大阪も九州も同じだ。あたりまえやけど。
モツの味は、大阪でがんがん食ってるわけやないんで違いはようわからんけど、
この店のモツはかなり上品そう。あんまり癖はないし、見た目もおとなしい。
博多のモツ鍋が総てこんなんかどうかはようわからんけど、わしはもっと妖しげ
な方が好みやけど家族が一緒やと無難な方がええんかもしれん。
煮えるのを待つあいだに胡麻鯖も頂く。
これも博多名物らしい。
とてもおいしい。
鍋がどんどん煮たってきた。
野菜がクタクタしてくるととても美味しい。韮が美味しい。
わしはやっぱり辛い鍋がいい。
入ってるモツも鍋の出汁の味に合わせて違うのが入ってるらしい。
タレに辛いのを入れてもいい。
さて、締めには麺がええという。
これも両方の鍋にわけていれよう。
とても美味しい。でもやっぱり辛いのがええ。
とても美味しかった。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。