佐賀平野でお弁当

先日、有田の陶器市に行った話をした。いつも慌しく日帰りだ。
朝の飛行機ででて、夜の飛行機で帰る。
博多からは列車に乗る。有田は陶器市で陶磁器の町だが、まだあまりおいしい
レストランを発見していないのと、時間の節約の意味もあって弁当を買った。
それで、列車に乗り込む。

saga090610-1 

博多の駅には九州の各地に出て行くいろんな列車が集まっている。
アナウンスがあって人が乗り込んで、つぎつぎと発車していく。ちょっとした旅情だ。
そういえば、昔懐かしい「特急つばめ」は新幹線になってしまったのかな?
学生時代を北九州で過ごしているのでいろいろと懐かしいのだ。
車窓の景色は、ほんの暫く都会を走ったと思ったら、じきに田畑になっていく。
「佐賀平野の穀倉地帯かな?」と思う。
ついこの前に、中国雲南の穀倉地帯を走ったばかりだ。
そして、元陽に行って棚田も見てきた。あの棚田はちょうど田植えの季節だったが
この辺はもう終わったのだろうか。

saga090610-2

一時間ほど走った。そろそろ弁当を出して食事をしておかないといけない。
弁当は、五穀米のおにぎり弁当だ。
駅弁というと色とりどりでおいしそうで楽しいのだが、どれもカロリーが高そうだ。
それで迷っているとこういう五穀米をおにぎりにしたのがあった。
「これならなんとか大丈夫そうだ」、「それにおいしそうだし」
味付けは少し濃い目だがおいしい。
弁当も旅の楽しみの大きな一つだ。

saga090610-3

一時間半で有田に到着。さあこれから陶器市だ。

毎週水曜は食べ物に関する話です。