映画、「エグザイル/絆」

映画、「エグザイル/絆」を見た。
返還前のマカオが舞台だ。
マカオって行った事がないけど、良い街みたいだ。中国や香港とはかなり違う。
坂が多くて、洋風建築が多い。青島に少し雰囲気が似ているかもしれない。
異国情緒の漂う街だ。
それと、香港語。
私は、女性が北京語を喋ると美しいと思うし、男性が香港語を喋ると、
甘くて、優しくてカッコいいと思っているが、この映画でもやっぱりそう思った。
まあ、男達がかっこいいからそうなのかもしれないけど。

それで、やっぱりヤクザ映画。はるか昔。
深夜映画の映画館に座っていた。
最後の仕上げの場面。
健さん(高倉健)が眉にしわを寄せて、ストイックな顔で、ドスを持って立ち上がる。
音楽が流れる。例えば「網走番外地」。みんな拍手だ。
得たいの知れない連帯感が生まれている。
そんな時代もありました。

ヤクザ映画の美学ってあまり変わらないね。
金塊持って逃げた女がいい。

eiga090212

毎週木曜は、映画、音楽、書画に関する話です。