12年モノのプーアル茶を飲んでみた

12年モノのプーアル茶を買ってきた話をしたが、家で眺めているだけでは
意味がないので、早速味を試してみた。
プーアル茶だとやっぱり紫沙壷の急須がいいだろう。
まず、「1回分の茶を切り取って」と思って手で割ろうとすると意外と硬い。
「今度は専用のカッターを買わないといけないな」と思いつつ、ナイフで
切り出す。洗茶をして、次に、湯を注いだら、茶壷にも湯をかけて、十分蒸らす。
茶葉が膨れるのを十分待って、おもむろに茶海に移す。
美しい透明な茶色だ。「ちょっと濃すぎたかな?」と心配。
あまり沢山切り取ったわけではないが、量は十分だったのだ。
これから量に気をつけないといけない。
しかし、濃すぎるわけではない。芳醇な香りがする。
味も甘くてこくがある。これはいいなあ。
緑茶の新茶もいいが、こういう熟成した茶にも嵌りそうだ。
「2回目が一番おいしい」と店の人が言っていたが、その通り。
十分楽しめる味だった。
こういうことなら、もっとこの道を探ってみても面白いかもしれない。
次はもっとブランドを調べたり、熟成したのを探したりしてみよう。

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毎週金曜は、酒や茶に関する話です。