2本目の掛け軸ができた

今、掛け軸作りを習っている。3ヶ月に1本くらいの割合で出来ていくようだ。
しかし、時間が経てば自動的に次ができるという甘いもんでもない。勿論先生
は生徒の様子を見ながら殆どの場合は失敗しないよう助け舟を出してくれるん
やけどそれに甘えてばっかりではいつまでたっても一人でできるようにならへ
ん。早く覚えて家で一人でできるようになるのが目的やからできる限り自力で
やるようにしよう。
最終的な狙いは何であるかというと自宅にある怪しげな布地に自作の水墨画を
配置して掛け軸にしてみたいのだ。怪しげな絵には怪しげな布地がよく似合う
だろう。布地を自前でやると、というより安い布地でやると当然ながら軸のコスト
は安くなる。手間暇は同じやけどそれは自家調達やから無料になる。しかし教授
料がばかにならん。さっさと卒業せんとあかんという次第なのだ。
表装教室ってどんな具合なんやろと言うと、わしは新参者やから肩身が狭い。
でもいじめや意地悪があるわけはなくて皆さん優しいんやけど、わしは人見知
りがあるんですんなり溶け込まれへんだけだ。カルチャーセンターみたいなとこ
では、常連さんばっかりが固まって外部の人には話しかけさえしてくれへんよ
うな集まりもあるみたいやけどそんなことはない。常時6、7人が一つの教室
にいてはって、掛け軸やら和額やら屏風を作ってる人までいてる。皆さんベテラン
ばかりのようで、ほとんど時々先生のアドバイスをもらうだけでどんどん自分
でやってはる。うらやましい。
ところで、掛け軸というのはとてもよく考えられた絵の飾り方だ。巻いてしま
うと殆ど場所をとらない。広げてかけると一つの壁が別空間に変わってしまう。
1.2メートルほどの縦の空間に描かれた絵や文字が部屋に額装の絵とは一味
違った存在感を与えるのだ。しかし、この面白さが欧米の人にはなかなか受け
入れられへんみたいで、外国で共同個展なんかをやってみたら、掛け軸の絵は
人気が無いんで残念だ。近代的な透視画法だけではなくて、縦長の空間に閉じ
込められた空想の中の遠近の世界を是非理解してほしいものだと思う。
掛け軸っていうのは実に手が込んでいて、そうやから何度も何度も巻いたり広
げたりしても痛まへんし、見た目に美しいようにできている。そしてこれは、
元々は中国から来た技術なんやろけど中国の現在の掛け軸はかなり簡素になっ
ていて日本ほどの豪華さや緻密さが見られない。
どこかで歯車が狂ったんやろか?
考え方の違いなんやろか?
で、今回のわしの作品だ。

jiku160625

恥ずかしながらこんなやつ。
ポイントは足元かな?

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ありがとうございました。