愛媛の菊間に住んでる友人から、桜鯛が美味いから食べにこないかという誘い
が来た。こういうお誘いは嬉しい。久しぶりに旧友たちに会えるし、美味しい
モノが食べられる。
一刻も早く行きたい。
しかし飛行機の出発は夕方だ。それまでにする事がある。
京都で友人が油彩画の共同個展に出展されているんで見に行くのだ。今年の作品
はどんなんかなあ。
すごいではないか。
裸婦人物と風景がそれぞれ1点。裸婦の迫力にすごい存在感がある。ぐぐっと
迫ってくるものがある。風景画もとてもいい。過疎の村の人のようで人でない
藁人形に優しい存在感があって可愛い。遠景の取り方が水墨画のような構図で
わしらには親近感がある。
良い絵を描かはったなあ。
ついでに作家の方とビールでも一杯やりながらお絵描き談義でもと期待してた
けど残念ながらおられなかった。そういう場合はちゃんと予約しとかんとあか
んかったなあと反省しつつ、さてどこで昼飯を食おう。折角京都に居るんやか
ら前から気になってた「森林食堂」というカレー屋さんに行ってみよう。
で、手近の地下鉄東西線に乗って2条駅に向かう。食べログの地図があるんで
簡単、簡単って思ってたら意外と方向が掴みにくい。行きつ戻りつしたあげく
やっと方向が落ち着いた。このまま真っ直ぐ行けば着くはずだ。
向こうからやってくる二人連れはきっと同じとこに行くはずだ。こういうイヤ
らしい勘はするどいのだ。さっと先に入る。
正解。しかし、席はない。しばらくウエイティング椅子で待たせていただく。
その名の通りまわりは緑、緑の雰囲気の不思議な空間だ。あるはずのない木と
木の葉の間からやさしい雫がおちてきそうだ。
ようやく順番が来たんで、メニューを見る。とりあえず無難に一番上の、
熟成チキン(タンドール)カレーとほうれん草のカレーの合い掛けにすること
にする。他のも気になるけどいっぺんに幾つもは食べられへん。
辛さ増しはなさそうだ。
待ってる間にもお客は次々に入れ替わる。超人気の店らしい。丁寧に作られた
わしのカレーがやってきた。
素晴らしい。食欲をそそる色合いだ。
パリパリしたやつを細かく割ってふりかけてから、初めは別々に、次には混ぜ
混ぜしながら頂く。とても美味しい。
古代米のようなご飯がおいしい。粘り気があるのにカレーに合う。
チキンも十分にジューシーで柔らかい。カレーは強烈に主張はしないけどどち
らも深みのある味わいがやってくる。特別に辛いわけではないけど、スパイス
感はしっかりやってくる。
美味しいカレーをいただいた満足感がやってくる。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。