九度山暮らしのある日、おうちカレーでバターチキンカレー。

九度山暮らしのある日、おうちカレーでバターチキンカレー。

わしの家にはけっこうスパイスが備蓄されている。今まで旅行に行った、インドや
ネパール、タイやベトナム、ラオスなんかでちょっとずつ買い集めてきたやつだ。
できるだけホールスパイスのままで買うようにしてたけど、パウダーしかない場合も
多くあった。
しかし、スパイス使いの知識も殆ど無いまま、時々、それらをまとめてミルサーで
挽いて、エエ香りするなあ、深いなあなんてよろこんで時々カレーに入れるという
程度の浅はかな使い方の日々であった。挽いたやつも時が経てば風味がなくなる。
もっと勉強せんとあかんなあ。かっこよくスパイスを使いたいなあって思ってた。
そんなある日、前にもブログで触れたけど、テレビ番組で「カレーの世界」というのを
やってた。たまたま見たんやけどえらい美味しそうだ。早速テキストを買ってきた。

詳しく読むといろいろスパイスの使い方を解説してる。
わしらでもできる簡単そうな方法も優しく解説してくれてる。
なるほど、ホールスパイスとパウダーとの扱いの違いや加熱して熟成やらいろいろ
知らんこと、知っててもやってなかったことがいっぱいだ。それに、品揃えというても
大事なやつがちょっと欠けてたり、少なくなってるやつもある。
それで梅田のスパイス屋さんを見つけて買いに行った話もブログに書いた。
そのついでに、同じ水野仁輔先生の別の本も見つけたんでそれも買って読んだ。

なるほどなるほど、勉強になる。
ホールだけ先に挽くとか、加熱処理をして熟成させるとかいろいろやってみたいことが
一杯だ。

てなことで、一番最初に気になった、テレビ放送でやってた「バターチキンカレー」を
家でもやってみよう。
簡単にできるよう工夫されたレシピなんで我が家でも簡単にできそう。
とは言うもののわしの役割はスパイスと挽いたり混ぜたりするだけ、あとは口を出すだけ。
わしは自分では調理して何の問題もないと思っているんやけど家族の同意は得られて
ないようだ。
レシピ通りに、まずはガラムマサラ作り。
スパイスを用意して混ぜて挽くだけ。
それをチキンに刷り込んで冷蔵庫で寝かせる。じっくりたっぷり、3日くらい。
さて、機は熟した。
これから火を入れる。この時点で半分はタンドリーチキンとしてのけておく。
これがまた抜群にうまい。
そして、たっぷりのバター、これが決め手みたいなね、トマトソース、特別濃厚な
トマトをシーズン終わりに入手してソースにしておいてあった、などなどを加えていく。
最後に生クリームで味を整える。

さて、出来た。

美味い。
とても美味い。チキンに染み込んだスパイスが香り立つ。ちょっと多めに入れたんで
辛さも出てる。ご飯に混ぜて食うとバターの香りとコクがすばらしい。
さすが水野先生。素人でもできる簡単レシピでこの美味しさだ。
スパイスの使い方も色々ヒントをもらったんでこれから試してみるのが楽しみだ。
さて、次はなにかな?

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ありがとうございました。