ミャンマー紀行、祈りと優しさに出会う旅-25、タンビュッザヤ、泰麺鉄道の址

お腹がいっぱいになって眠くなってきた。車の中でうとうとしながら次の目的
地へ向かう。それは泰麺鉄道と言って戦時中にタイからミャンマーまで鉄道建
設が進められ、タイ側はあの戦場に架ける橋があるカンチャナブリーが今でも
史跡になってるんでチャンスを作って行きたいなと画策してる。ミャンマー側
がこの地にその無残な夢の址があるらしい。

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幼稚園の運動場のような公園に着いた。
どっかの幼稚園かなんかのように蒸気機関車らしきものが公園の片隅において
ある。あれかな?
しかし、公園の入り口にある建物から係員の人が出てきて、慇懃に建物内に案
内してくれる。ここは、泰麺鉄道の敷設工事における強制労働などの様子を写
真や資料で展示した資料館であるらしい。表にはその風景をジオラマにして再
現している。

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中に入ってもジオラマがある。

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なるほど、強烈な山岳工事だ。

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そしてそれにまつわるいろんな写真が展示されている。

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戦争というものの執念の凄まじさを見る思いだ。

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タイからミャンマーへの工事区間の地図がある。

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やっぱりタイのカンチャナブリーへも行ってみたい。

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2階にはアウンサン将軍の巨大な肖像写真があった。今は長女のスーチー氏の
人気が抜群だが、元々はアウンサン将軍が日本や英国からの支配に対して立ち
上がった英雄として人々から慕われ敬われていたのだ。
表に出たらとても暑い。

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こんな中をトラックタクシーで見学に来てはる。
これが列車だ。

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日本の蒸気機関車。ええですなあ。

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少し離れたところに日本の戦没者を供養するための仏塔が創られていた。

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仏像とかも祀られているし、祈念碑もあるけど敢えて荒涼とした風景の中に
置かれているのだと思う。

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近くにある建物も、当時のものが残っていたんやろうか?

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緑の中にひっそりと佇んでいた。

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ありがとうございました。