映画、「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」

前に同じ監督の「エグザイル 絆」を見た。同じマカオが舞台だ。特にどうってことはない
ただのヤクザ映画で、まあ、昔の、「健さんがドスをのんでなぐりこみにいく」見たいな
ヤツだ。しかし、なんとなくとぼけた味とユーモアがあって面白い。
お金のかかったハリウッド映画を見るよりははるかにましだ。
主人公のジョニー・アリディ、往年の大歌手だが年をとって中々良い味をだしている。
映画のとぼけた味とユーモアは監督のものであるのだろうがアリディの味でもありそうだ。
三白眼のとぼけ顔が渋い。
最近、テレビドラマなのかアラン・ドロンの刑事モノをやっていて、それも渋いなと思った
が未だに2枚目ぶっているのがちょっと感じわるかったのでこっちのほうがいい。
まあ、内容はかなり荒唐無稽でドタバタだ。
頭に銃弾が残っていて記憶がどんどん消えていくというし、いくら激しい撃ち合いをしても
エエもんには当たらへん。
しかし、「女がばっちり決めて、オープンテラスにゆったりと座って、煙草を吸いながら
艶然と微笑んだら、百戦錬磨のスケベ男もころっと見とれるだろう」と
考える自信ってどっからでるんやろう。
やっぱり女は怖い。
前回の「エグザイル 絆」の時は、港町で坂の多いマカオの古い街が沢山でてきて、
古ぼけた洋風の家々がなかなかエキゾチックな雰囲気を作っていたので、
マカオに一回行ってみたいなと思ったが、今回はああいうところは殆ど出ないで、
舞台は都会と海岸だった。ちょっと残念だ。

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それなりに結構楽しめる映画です。

毎週木曜は映画、音楽、書画に関する話です。