ダーウィンの旅プラスあじあを少し-21、ダーウィンの町角で

さて、お腹がいっぱいになった。今日の午後は時間がいくらでもある。あちこ
ち歩き回って土産物でも買ってみよう。
タイ料理店から少し北に行ったあたり、朝ご飯を食べたカフェのあたりに、土産
物を売るような商店街のような場所があったようだ。
確かに何軒か店がある。
木工製品や皮製品、雑貨系の土産物屋さんが多い。
次々に入ってみるけど、あんまり気をひかれるようなものはない。もともとそ
やろと思てただけにがっかりすることもないけど何もない。
まあ、大仏やピラミッドやエッフェル塔があるわけでは無いんで当たり前やし、
土産もん屋に期待してもしょうがない。時間つぶしになんかおもろいもんが無
いやろかと言うだけのことだ。
しかし、それにも飽きたんでその商店街にあった本屋さんを覗いてみる。
本屋さんやから本がある。
英語の本ばかりだ。当たり前だ。
店員さんにアボリジニの芸術の本はないかと訪ねたら、2階でアボリジニが居
てはって絵を描いているという。勿論絵もおいてあるという。
それはすごいやんか。
2階に上がってみよう。

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階段を上がった次の部屋の真ん中に座り込んだアボリジニの女性が手に持った
太い筆でぐいっと力強い線を引いた。絵を描いてるようだ。ダイナミックな
デザイン的な絵だ。下書きをしたところに色を入れていっている。下から上が
ってきた客が覗き込んでもあんまり気にしいへんようだ。
隣にもアボリジニの女性が座っていて、この人はアーティストかどうかわ分か
らへん。
しばらく見せてもらったあと、別の部屋にある作品を見せてもらう。

art150905-2

午前中に見てきた美術館の絵とよく似ている。

art150905-3

紙に描いた絵だけでなくて、美術館にあったように木の皮に描いた絵もある。

art150905-4

木を様々に細工して民芸品に仕立てたものもある。
美術館にあったものとの違いは、ここにある総てのものには値段がついている
ということだ。それぞれの作品に作者名とその簡単な紹介と値段が描かれている。
適当なのがあれば買ってみようかって思ったけど、どれもかなり高価なものだ。
迷ったけどやっぱりやめとこう。
後で考えたらやっぱり買うといたらよかった。
いつもこれで失敗する。
狭い階段を降りると本屋に戻る。
結構観光客が集まっている。土産物やさんとは又違った雰囲気の店だった。
それはええんやけど、早い目に帰って明日の準備をせんとあかんのだ。
明日というよりは今晩遅くとも言える時間隊、午前2時半に出発せんとあかん。
荷物をまとめたり朝の食いもんを買っておいたりしたい。
そんな早朝にタクシーがほんまに来るかどうかも心配だ。

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ありがとうございました。