ダーウィンの旅プラスあじあを少し-10、ジャンピングクロコダイルクルーズ

インタビューでどきどきした後は、ダーウィンでお世話になっているアーティスト
のご主人がジャンピングクロコダイルクルーズと言うのに連れて行ってくれる
のだそうだ。
一体なんやねん?
と言うてもその名の通り、ワニさんがジャンプするのを船から見るというその
まんまの話やとしか思われへん。ダーウィンから2時間ほど南西の方に行った
アデレードリバーと言うあたりににそういう場所があるのだそうだ。

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ほう、それは楽しみだ。だって、ダーウィンに来たら会う人、会う人、「クロ
コダイルは見たか?」って聞く。なんかすごそうやんか。
郊外に出るとほぼ砂漠のようなところをひた走る。唯でさえ暑いのに、熱気が
むんむんしてそうや。まあワニがおるんやから暑いやろなあ。
河の畔の暑そうなところに着いた。
時間待ちの間に、持参のパンを昼メシ代わりに食べてると向こうにワニさんが
いる。

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あれはほんまもんやない。でもほんまもんを剥製にしたやつらしい。大きい。
更に待ってると係員が大きな蛇を体に巻いてやってきた。皆さん順番に首やら
方に巻いてもらってる。どや?って言われてもわしは怖い。ヌルヌルってした
やつは大嫌いだ。友人は喜んでやってもらってた。体に日焼け止めとかを塗っ
てたらあかんのだそうだ。蛇はデリケートなんやって。
さて、時間が来たんで船に乗り込む。

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大きなクルーザーだ。1階部分と2階部分になっていて、それぞれ右側と左側に
座席がある。ゆっくりと走り出したんであっちへ行ったりこっちへ行ったりし
てうれしげに写真を撮ってたら、どこにおっても平等に見せるからガチャガチャ
動くなって怒られた。
しばらくすると船内放送が始まる。
クロコダイルが現れたというのだ。
確かに来とる。

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十分引きつけて、肉を垂らす。
パクッと口を開ける。食おうとした瞬間に肉を引き上げる。
その気にさせて何とやらというやつだ。
ぐぐっと上がってくるまで引きつける。

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しかし、敵もさるもの、なかなか上がって来よらへん。そらそやわなあ。毎日
毎日これやったらええ加減ダレてくる。
しかし、時々大サービスで大分上まで上がってくれる。
あんまり気いばっかりもたせたらあかんのやろ。時々肉を食わしてやる。

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まあ持ちつ持たれつの助け合いやね。ワニさんも心が広い。

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こういうやつをそれぞれの座席用に何度も繰り返す。
船も右へ左への微妙な動き。
驚いた事に、この船のスタッフ、ワニ釣り担当も含めて総て女性だった。
まあ、驚く事もないんやけど。
さて、帰りは、何やろ、鳥が集まってきた。
誰かがお菓子を投げるとさっと取っていく。うまいもんだ。

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前に松島に行った時にカモメが寄って来たのと同じだ。
松島のカモメはお菓子が空中に飛ぶと、目と目を見合わせて瞬時に誰が取るか
決めて、水に落ちる前にすばやく口に入れるというすご技を見せてたけど、こ
このはそこまで極めてないようだ。
水面を探りながらお菓子を取ってはった。

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ありがとうございました。