(注:これは震災の直前にネパール旅行をしたときの旅行記です。一日も早い
復興を心より祈念致します。)
やっとルンビニのホテルについた。運転手のチップの事がいつまでも気になる
けどしょうがない。又後でゆっくり考えよう。
それにしても長時間のドライブで腹が減った。チェックインをしたらすぐに昼
飯にしたい。アジアの街をこんな風に旅行していたら、昼飯や晩飯は近くの街
でその街の空気に触れるためにも歩いて探すのが普通なのだ。しかし、ここの
ホテルに着くまでに周りの様子を見ながらきたけど、街と呼べるものが近くに
はなさそうなのだ。車ではスピリチュアルではあるが、猥雑で喧噪な巡礼地で
色んな人でごった返している地方の街あるいは村のようなところを想像してた
んやけど、ここはそんなんと違って、簡単に言えば壮大なる空き地のようなと
ころだ。荒れ地を切り開いたようなところに区画された寺院が沢山の寺院が建
てられていてそれ以外は森か林か土塊かというところで、人の暮らしの匂いが
殆どしないところなのだ。そういう区画の片隅に土産物屋らしきテントや食い
もんを売るテントが少し並んだところが無いでは無いが、美味いもんに対する
冒険が薄いわりには衛生的な問題の方が多そうだ。しかたない。ええ方法を見
つける迄はホテルで飯を食うしかないようだ。
ホテルは笠井ホテルという。日系のホテルだ。
ルンビニには上記のような事情からか安ホテルは殆ど無いようだ。安ホテルが
沢山あればバックパッカーが集まって市ができて食いもんやもできるやけど。
このホテルも4つ星クラスで支配人も高級そうだ。
いろいろ丁寧に教えてくれるし相談相手になってくれる。
ホテルの居心地もとても良い。
それでも、やっぱりと思い、友人と二人で表を20分ほど歩いてみた。
14時頃の直射日光が直撃してきて日陰はどこにもない。
予想を違えるような店があるはずもない。
と言うことでひとまずホテルで昼飯を食おう。
さあ、ビールで乾杯だ。
この、突き出しというのか、パリパリしたやつはビールのとても合う。
支配人のお薦めだ。ピリリと辛いのが又よい。
メニューはさすが日系と言う事で日本食も沢山あるけど、やっぱりネパール
流が良い。カシミールチキンカリーを頂こう。
美味しい。
ねっとりとしたルーが複雑な甘さと辛さとスパイシーさを味あわせてくれる。
高級ホテルやから盛りつけも綺麗だ。
チャパティも温かくておいしい。
ゆっくり、たっぷり食事をしよう。
ビールを飲んでゆったり食事をしてたら、暑い最中、表に出て行く気がしいへ
んようになってきた。
これではいかん。
頑張って表に出よう。
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ありがとうございました。