つい先月の終わり頃、ネパールに旅行に行っていた。帰ってきて数日経った時、
カトマンズでえらい地震が有った事を知った。ちょっとの差だ。もしかしたら
わしらも巻き込まれていたかも知れん。被害はなくても空港で足止めを食って
帰れなかったかもしれん。運が良かったとしか言いようがない。
それ以降、テレビで被害の報道画面を見るにつれて、楽しく過ごした旅の日々
に通り過ぎ、すれ違った街や人や建物や道や山や田園、その総てがもしかした
らもう見れなくなってしまったのかも知れないと言う程の被害を受けているで
はないか。見る旅に胸が痛んでならない。
こう言う状況の中で、おもしろおかしく旅行記をブログに掲載するというのは
非常に抵抗がある。やめとこうか。もっとずっと先に延ばそうかなんて色々と
考えた。
しかし、災害救助が一段落したら、一日も早く復興して貰いたい。そして、色
んな支援は勿論とても大事やけど、ある時期からはできるだけ観光も行って、
観光立国であるネパールがすこしずつ元気になって行くのを見ることも大事な
のではないかと思った。
わしがブログを書くことが、次にネパールを旅したいという人へのほんの僅か
でも動機付けの足しになればこれほどありがたいことはない。
旅をしてる間、空港でも街の中でも、
おまえはどこから来た？
そうか、日本からか？
ありがとう、こんにちは
なんて日本人とわかると知ってる言葉で出来るだけ話しかけてきてくれた。
たとえ、物売りの一つの手段であったとしても悪い気はしない雰囲気であった。
山の中で道がわからず困っている時などは特別ありがたい
日本人に対して心優しい気持ちを持っくれていると感じた。
最近の旅先の街の中は中国の人で溢れている。
結構中国で話しかけられもした。
折角、日本語で話しかけて来てくれてるのに返事もしいへんかったら、いづれ
皆さん中国語に移行してしまって日本人は寂しい思いをするのではないかとも
思った。
どんな時にどんな風に思ったかやっぱり知ってもらいたい。
そんなこんなで、悩ましいながらも、今回のネパール旅行の旅日記をやっぱり
ブログに掲載しようと思った次第だ。
今回の旅は、まずはカトマンズ。
カトマンズからポカラへ飛行機で移動。ミニトレッキングなど。
ポカラからルンビニへ車で移動。インドとの国境の街、スノウリを覗く。
ルンビニからカトマンズへ飛行機で移動。
カトマンズからナガルコットへ移動。
ミニトレッキングでチャングナラヤンへバスで移動。
チャングナラヤンからカトマンズにバスで移動。
カトマンズから帰国。
こういう旅であった。
どういう話になるのかお楽しみに。
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ありがとうございました。
