桜だより-03、京都、八坂神社のしだれ桜

高台寺を出ると、相変わらず大賑わいだ。ここから清水寺一体は観光の名所やし、
桜の名所でもある。これからどうしよう。
もうちょっとどっかに行ってもいいし、帰ってもいい。帰るのは勿体ない気も
するけど、さしたる目的もない。清水寺はこの人混みやとあんまり行く気がし
いへん。帰りながら八坂神社でも通って、も一つ枝垂れ桜を見て帰ろう。

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さすが、京都の観光地の真っ只中だ。

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人力車が多い。
人通りの少なそうな角を曲がる。「和久傳」と書いた看板が見えた。かの有名
な料亭やね。「菊之井」なんかも近くにあるはずだ。
わしには縁のないとこや。値段もそうやし、上品さが似合わへん。
無理して座ってもお尻がむずむずしそうや。
ここは下り坂。向こうから2人の老夫婦を乗せた人力車が上がってくる。車と
すれ違い。坂道で一旦止まって又登るのはしんどいやろなあって思う。
「ゆったり座っといて下さい」と何食わぬ顔で登る若者がすばらしい。
と思ったら、女性の車夫も登ってくる。すごいなあ。
下り切って右に曲がって暫く行ったら八坂神社の横の入り口にでた。
いきなりテキ屋さん通りだ。
おいしそうな屋台がぎっしり並んでいる。

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花見の宴会も始まっている。

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ごちゃごちゃしてかなわんなあ。垂れ桜はどないなってんねんと思いつつ歩い
ていると、いきなり視界が開けて、目の前にドンと現れた。

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やっぱりこれやなあって思う。
たった一本で百花繚乱やないか。すごい存在感だ。
しかしまあこの人間の存在感もすごいもんだ。
花見をすんのはここしか無いんかと言いたくなるほどだ。それでも、きっと夜
の方がもっとすごいはずだ。歩くのもままならない人出になるに違いない。
それでも場所をとれて、花見の宴会が出来るってどんな人たちなんやろね。
人の流れに押し出されるように外に出た。

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さて、それでは京阪電車に乗って帰るとしよう。
高瀬川の桜もお薦めって言われたけど、

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もうゆっくり見る元気ないわ。
暑いし、疲れた。

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ありがとうございました。