自宅近くをウォーキングしていて、中国料理店を見つけた。店名の横に、「
私家菜」って書いてある。何となく家庭料理ぽい名前やんか。中国では、よく
看板に「家常菜」って書いてあって、これが家庭料理の印だ。と言っても特別
家庭らしいもんが出てくるわけではなくて、まあ気分的なもんやと思う。
ここのんはどやろとちょっと気になるし、そう遠いとこでもないんで一度、味
見させてもらうことにしよう。
中に入るとかなり広いのにお客さんが殆どいない。
年末の忙しい時やったから、レストランでランチなんかする人は少なかったん
かもしれん。
メニューを見ると、ランチはセットメニューばかりだ。
ちょっと中国らしい単品を食ってみたいと思ったんやけど、日本人が食べ易い
ようなものばかり、そうなると味も日本人向けに大分変えてるんやろなあって
ちょっといやな感じがした。
方向性も、四川有り広東風ありいろいろあって定まらない。
こういうところで担々麺なんか食っても外れるだけやから、福建炒飯セットと
言うやつにしてみた。
まずは前菜から
えらい本格的やんか。この前菜はおいしい。
鴨肉やら三種の菜が小皿に載っていて、少ないながらも良い味だ。
ザーサイもおいしい。スープは普通すぎるほど普通。
それで、福建炒飯が来た。
簡単に言えば、焼きめしに八宝菜をかけたようなもんだ。
中華丼の飯が炒飯と言うこと。
まさにその味だ。
結構味が濃い。
香港で食べた福建炒飯が忘れられへん。白身卵のふわふわ炒飯の上にやはり、
八宝菜のようなもんをかけてるんやけど迫力が全然違う。
全体に味付けは悪くないと思う。しかし、ごくごく普通の中華になってしまっ
てる。特に何かというのが感じられにくい。
日本人向けにしようと考えすぎてんのとちゃうやろか。
原点に戻って、中国本場の私家菜を狙ったらどうやろう。
まあ、わしのようなわからんもんが勝手な事をいってもしょうがないんやけどね。
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ありがとうございました。