京都の洛北に超激辛でとてもおいしい麻婆豆腐の店があると食べログ上では評
判やったんで是非一回行ってみたいもんやと思ってたけど、わざわざ京都まで
行って、しかも叡山電車にまで乗っていくのは敷居が高かった。しかし、偶々
修学院離宮に見学に行く機会があった。それで考えた。ここやったら、帰りに
ちょっとバスに乗って白川通りを下ったら、京都造形芸術大の前を通るんちゃ
うやろか。
そのとおり、ちょっと方向を間違えて反対に行きかけたけど無事到着。
ちょうどお昼時やったんで学生さんたちの一段が店の方へ、先にやられるかな
って心配したけどその人らは横のインド料理屋さんへ。何やそやったらあっち
も気になるやんか。こっちは並んでないけどほぼ満員。カウンターの空いた席
に滑り込んだ。
早速、麻婆豆腐の定食にミニ坦々麺、汁無しをつけて注文。
ちょっと多いやろとはわかってるけど、辛くて美味くて有名なんやったら味を
みておきたい。多すぎたら悪いけど残させてもらおう。
カウンターの向こうの厨房からは中国で懐かしいあの辛い匂いが漂ってくる。
花椒の香りもだ。
食欲と期待がどんどんチャージされていく。
さて、かなり待って、まず定食せっとが、
それで麻婆豆腐。ごはんおかわり自由ということで。
うん、辛い、美味しい。言うこと無い。けどちょっとオイリーやね。
辛いけど味の深みがちと薄いかもしれん。
中国風の麻と辣は十分なんやけど、中国風に油が多い。もし、大阪福島の
「オ○ル」で食べてなかったらこれで満足やったんかも知れん。
贅沢言うたらきりないね。
その後で、坦々麺が来た。
こっちはちょっといけませんね。
麺がにゅるっとしてるのと麺と具の味わいにまとまりがない。
気のせいかも知れんけど辛さも中途半端でこくや深みがあまり感じられない。
一見おいしそうなのに残念だ。
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