楊貴妃を画いてみる

「さかなさん、画描くんやったらこんなの描かなあきまへんで」
「今、この本読んでるんやけど、おもろいわ」と言って紹介されたのが
陳舜臣の「小説十八史略 傑作短篇集」。その中の楊貴妃の話だ。
有名な話なので内容は大体分かっている。白居易の「長恨歌」を好きな詩だ。
早速購入した。他にも面白い話が多いので一気に読んでしまった。
それでは、画に描いてみよう。
「茘枝を食べているとこにしようかな?」
昔、深センで楊貴妃の話をしながら食べた茘枝はおいしかったなあ。
「やっぱり、温泉に入るところかなあ?」
西安の「華清池」に行った時は思い切り工事中だった。
「1からつくるんか?」と思ってしまったが、どんなテーマパークになって
しまったやら。今でも湯治場としては営業してたみたいなので入ればよかった。
構図を考えるのは楽だけれど、問題は人物だ。
妖しく色っぽくは描きたいけれど、私的な「あじ」と「おもろさ」が必要だ。
服を着ていない人物は初めてなので、難しい。
何度も直してみるがなかなか気に入ったものができない。
まあ、これくらいにしておこう。
といってもこういう時間は実に楽しいのだ。
「たくらみ」の時間でもある。

yokihi090412-2