最近読んだ本、「インフェルノ 上、下」

  • 2014年6月21日
  • 3人
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ダン・ブラウン、「インフェルノ 上、下」
この本一気に読んだ。いつもベストセラーもんを読むのは気恥ずかしいけど、
実際面白い。アクションミステリーと言うよりは、旅行記の感覚で読む。
いつも、フィレンツェやローマやヴェニス、ワシントンとかもあったなあ。
欧米ばっかりやけど行ったことああるとこや行きたいとこが出てきて、しかも
その場所や建物や美術品にまつわるいろんな伝説や秘密が事件の原因であった
り、謎を解く鍵であったりして、そういう複線を考えながら読むのも楽しみの
一つだ。
いつもいつも超人ラングトン教授は大活躍だ。
今回の始まりはフィレンツェだ。
頭に怪我をして発見されたラングトン教授は、何がどうなってるのかさっぱり
わからない。一時的な記憶喪失になっているのだ。
美人の狙撃手、迫り来る秘密組織。果たして敵なのか見方なのか?
謎はダンテから始まる。
ヴォテチェルリがダンテの地獄変の絵を描いているのだ。
さて秘密は何だったのか? その謎を追いながら、フィレンツェの有名な建物
をつなぐ秘密の回廊を走り回る。ヴェッキオ橋、ピッティ宮殿。
そっから舞台は急転直下、ベネチアへ。
ここでも又、水上タクシー、サンマルコ広場・・・観光名所が盛り沢山。息つ
く暇も無い。いつの間にか敵が見方か見方が敵か?
そして舞台はイスタンブールへ。
何故? どうして?
アヤソフィアは行ってみたいところだ。観光気分がどんどん盛り上がる。一体
どこまで行くんやろ。
ところで危機ってなんやった?
誰が狙われてる?
なんで?
時々忘れてしまうほどだ。
時々この人の作品にハイテク機器がでてくるけど、今回は手のひらプロジェク
タだった。あんまり驚くほどのハイテクが出て来いへんのもご愛嬌かな。
人口が増えすぎると人類が滅亡するから、間引くかんとあかんって、本当?
ほんまやったらえらいこっちゃ。
娯楽大作、実に面白い。

hon140621

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