TOKAIワイン

丁度サーズが流行って海外旅行、特に中国への旅行が禁止されていた頃
勤め先に、リフレッシュ休暇という制度があって旅行にいけるチャンスで
あった。しかし、楽しみにしていた中国奥地旅行に行けなくなって、
どうしようかと考えた末に、ウィーン、プラハ、ブタベストの東欧都市を
巡るツアーに参加することにした。
初めての東欧で、これはこれで楽しい旅であった。
ウィーンでは、世紀末の芸術家達、グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの
画を見ることができたし、プラハではミーシャの美術館にも行けた。
プラハからブタペストへの途上で、ヘレンドの工場にも立ち寄ることも
できた。
ブタベストでは、電車に乗って、遠方のフリーマーケットを訪ねて行ったが
日が悪く、殆どの店が閉まっていたのが実に残念であった。
それで、TOKAIワイン。
所謂貴腐ワインだ。ハンガリーのTOKAI地方が名産地と言うことで、
このワインが有名だ。
それで、とりあえずと思い、適当に買っておいたが、ずっと忘れていた。
「どうせ甘いだろう」と敬遠気味だったからだ。
最近、酒が切れてきたので、家の隅をごそごそ探していたら、これが
見つかった。
飲んでみたら、なかなかイケル。
そんなに甘くない。4プットニョシュと書いてある。プットニョシュとは糖分
の度合いを現るらしい。中ぐらいと言う事か。
甘みの中に酸味が少しあって、食後にはいいかもしれない。
これでブタベストを思い出した。「黄昏の(天気じゃなくて)大都会」
といった感じだった。何となく又行ってみたいところだ。
今度はツアーではなくて。

sake090424

毎週金曜は、酒や茶に関する話です。