タイ、カンボジア、アジアの原風景と街角に触れる旅ー32、山の中のパワースポット

バンテアイ・スレイ寺院を出た車は山に向かう。アンコールの辺りにいると、
山の無い国なんかと思てしまうほど山を見ない。郊外に出ると、北の方に低く
はあるが左右に果てしなく続くかと思えるほどなだらかな山が見える。これが
クーレン山というのだそうだ。前にラオスのルアンパバーンに行った時はあちら
こちらに精霊が祭られていたが、カンボジアでも同じように精霊を祀るらしいが
ヒンズーの神様を祀る風習も強いらしい。このクーレン山にもヒンズーの神が
祀られていて後でそれを見に行く予定になっている。
車は途中で左に折れて、山道に入っていく。
少数民族の村が入り口になっているようだ。お土産を売りに来るが、「後でね」
とごまかして先に行く。ここから片道1時間ほどのトレッキングやちゅう。
気張って歩かんとあかん。
ここはクバールスピアンと言うとこで、山の上には水中遺跡があるという、
かなりスピリチュアルなパワースポットみたいやから楽しみだ。

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最初はなだらかやったけど段々道は険しくなっていく。天気がよくなったんで
暑い。汗がでる。時々、公園管理員みたいな人たちと出会う。可愛い子供を連
れて清掃作業をしてる? ん?学校は?
出発点から着かず離れず犬がいったりきたり。犬の気持ちでは我々を案内して
るんやそうや。

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道は一気に急になる。息がハーハーし始めた。
景色のええとこで一休み。

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見下ろせば南国のジャングルだ。時々、旅行者たちとすれ違う。2、3人の
小グループが多い。殆どがガイドを連れているが、単独で来ているグループも
いる。どやってここまで来たんやろ。路線バスなんかないはずやけど。
山中深く入ると、変わった木がおった。

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足を八方ににゅるにゅると伸ばしてる。
更に行くと、石舞台のように大きな石がある。自然にこんなとこにあるはずが
ない。

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も一回休みたいなとおもうころやっと目的地に着いた。やっぱり小1時間かか
っている。

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この小さな瀧のような流れの中に遺跡があるのだ。今は雨季やから水量が多い
んで川の中の遺跡が見辛いがその方が本来の目的に適っているようだ。
この手前の平たい石の上にシバ神の男のシンボルが付いていたのだそうだ。
その上を流れる水に霊気が宿って、その水を飲むと病気が治るのだそうだ。

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流れの中のあちらこちらにいろんなヒンズーの神が彫刻されている。

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うつ伏せと言うのにどんな意味があるんやろ。おもろいなあ。

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何にもないようで実はいろいろな彫刻があるのだ。
これはかなり精巧な物語風やね。

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すばらしい。
しばらく休憩して下り始める。下りは川に沿って進む。川沿いの道は険しいん
で帰りに使ったのだそうだ。
ところどころに彫刻がある。すごいなあ殆ど山全体をパワースポットにしてし
まっている。
大きな瀧があった。ここにも当然彫刻がある。

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往復2時間の山道と言うのは結構歩き応えがあったけどええもん見せてもろた。
入り口の小屋まで来たら、約束どおりお土産買えとは言われなかった。

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では、さようなら。


より大きな地図で アンコール遺跡群探訪 を表示

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ありがとうございました。