映画、Viva!イタリア、「ハートの問題」を見た。

この映画、連休中に見た。まあ、わしの場合は毎日が連休みたいなもんやから
関係ないけど、きっと連休やしこの暑さやし、映画なんか来いへんでと思たの
があたってたのか。連休やから映画でも行ってみようと思う人いたのか、そこ
そこ中途半端な混みようであった。
いつものように後ろらへんの真ん中らへんに座った。
おっと今日は運が悪そうや。前の青年、えらい背が高いかもしくは座高が高い。
その上帽子を被ってる。
あんのじょう、映画が始まったら、ちょうど字幕の真ん中のええとこが見えへ
ん。ここが見えへんと内容がわからんやんか。こっちも伸び上がって見なあか
ん。そうなるとわしの後ろの人が困るやろう。一人で二人に迷惑かけてるとも
知らんとええとこになったらこの人も身を乗り出してくる。わしはさらに伸び
んとあかん。だんだん首疲れてきた。
そんなんはどうでもええとして、この映画、実に面白かった。
映画の中でこどもが作家に、「どうしたら物語が書けるの?」と聞く場面があ
る。誰でもいい、「まわりにいる誰かに注目する。その人について考える。あ
の人は誰? 何故ここにいる? 何をしようとしてる? それはなぜ? ・・
・・・それについて答えを考える。その答えが物語りだ。」と言うことだそう
だ。
ある日、ある病院の救急病棟に男が二人いた。
一人は心臓発作で倒れて担ぎ込まれてきた。あぶないところだ。電気ショック
でやっと生き返った。若い男、男前でストイックな感じだ。何をする人やろう。
妻がいる。子供もいる物語はまだだ。
もう一人は初老の男。女を口説いているときに心臓発作を予感して自分でもぐ
りこんできた。予感どおりあぶないところだった。緊急手術が始まる。
成功した。
この男やかましいからわかりやすい。話がうまい。女好きだ。すぐ口説く。
芸能人らしい仲間が多い。してみると芸能人? いや、口数が多くてやかまし
いわりにはいいことを言うてる時がある。シニックではあるが人の心をつかむ
のがうまい。してみると作家みたいな仕事なんやろか?
と言うことでお互いにハート(心臓)の問題で隣り合わせた二人の男はいつの
間にか意気投合してしまう。
作家は家庭と仕事を放り出して若い男の家に転がり込む。
若い男の妻は妊娠中だ。
そして又問題が起きる。
答えは映画を見て考えよう。

一つ勉強になったことがある。
洗面所で・・・・・・する場合。
洗面台の端に腰を乗せて、足は肩に乗せて・・・・・・・。
なるほどその手があったか。ありそうで難しそう。

三本セットの映画のようやけど、三本全部見る馬力はなかった。

eiga130820

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ありがとうございました。