映画、「ミステリーズ、運命のリスボン」1部、2部を通しで見た

すっごい面白い映画であった。
朝10時からなんでちょっと早い目にと思って9時半頃着いたら、9:40分に開門す
ると書いてある。しかしその時点でもう何人か並んでいるので早すぎると言うわ
けではない。時間がきてチケットが買えるようになったので元気良く、「シニア
お願いします」と言うと、この映画はシニア料金では見れないという。そんなん
書いてなかったような気がするけどなあ。まあしゃあない。1,2部セットで、
2500円だ。
チケットを買うときに心配が三つあった。
一番目は、座る場所だ。1,2部併せると5時間近い。年寄りやからトイレは大
丈夫やろか? 心配やから端に座ろうか? と言うことだ。しかし座席表を見せ
られたら端はやっぱり見難そうや、後ろの真ん中あたりにしよう。しかし、もし
映画が面白くて集中できたら5時間くらい何てことなくて見てしまうのは分かっ
ていた。こないだ見た文楽がそうやった。(この話は又別途)
結果はその通り面白くて一気に見てしまった。
2番目の心配は、休憩があまりにも短かそうや(実際は15分)ご飯食べに行く暇
ないしどうしようということだ。それは、行きしにコンビニに寄っておにぎり
2個買っていったら、丁度それを食べるくらいの休憩時間であった。それにして
も最近なぜかおにぎりで済まさざるを得ないシチュエーションが多いような気が
する。
3番目の心配は1部、2部と通しでチケットを買うのはええけどおもろなかったら
どうしよう。あるいは疲れて2つも見る元気がなかったらどうしようと言う事だ。
しかし、そう言うても日を変えて1部、2部を別々に見るほどのもんでもなかろう
おもろなかったら帰ってしまおうと決めていたが、やっぱり面白いんで一気に全
部見てしまった。
更に前置きがだらだら続く。
映画が始まって、一番後ろの真ん中、ええとこで見れるわと安心してたら、そう
ではないことにが途中でわかった。丁度前に座った女性の背が高いのだ。椅子に
深くもたれて見てはるときはそうでもないが、集中してきて体が起きてくると、
彼女の頭が邪魔になって画面が見えない。特に字幕が全く読めないのだ。下手し
たら画面の1/3ほどが見えなくなる。こちらも体を浮かし加減にしても見づら
い。幸い、左隣は空席だったんで、体を左にぐいと傾けて見る。彼女も時には左
側よりに体が傾く、わしは更に左に寄る。けっこう筋肉を使いつつ見たんやけど
映画がおもろいんであんまり気にならなかった。
さて、いよいよ本題に入るか、
と思うかもしれないが、入らない。
なぜかというとミステリーやから話してしまうと見に行ってもおもろないからな
のだ。
最初は王朝モノと言うか、ヨーロッパの貴族社会の中で、暇な貴族の男や女がく
りひろげる恋愛ざたを軸にどうのこうのと言う話だと思っていた。
しかし、これはまさしくミステリーであった。
殺人事件の犯人を追うというようなやつではないがやっぱりミステリーだ。
ある男の数奇な人生の跡を追っているのかと思えばそれがある女の物語に繋がっ
ていて、実はまた別の男の謎を追っている。そして思いもよらない人にも大きな
謎があって、秘密は探れば探るほど面白い。
そして巡り巡って最後はどうなるのか。
それは劇場でお楽しみに。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ありがとうございました。