朝起きたら昨日とは違っていい天気だ。
寒いけど天気がいいと機嫌もよくなる。今日は、「安芸灘とびしま海道」と言
って一昨日山の上からみた島々が橋でつながっていてそれを渡って一番先まで
行くと、去年自転車で通ったしまなみ海道の目の前まで行けると言うので、そ
こまで行くという趣向だ。
地図で見るとこんな感じになっている。
安浦から185号線を西に走って安登の駅を過ぎ、川尻の駅を過ぎてしばらく
行くと左に分かれていく道がある。
その先に山からも見えた大きくて姿の良い橋がある。安芸灘大橋だと言うのだ。
おっと有料だ。一番根っこを有料で押さえられたらどこへ行くにもとりあえず
700円払わんとあかん。後は無料やそうやから一番奥の4番目の島に行こう
が2番目の島で帰ろうが値段は同じだ。うまいこと考えたあるわ。
安芸灘大橋を渡りきったところにこじんまりした公園というか展望台が見えた
んでちょっと眺めて行こう。
地図でみると四国と安芸の国との間を無数の島がふさいでいる。昔から瀬戸内
海を航行する船はこの間をすり抜けていってたのだ。
ちょっとしたことで潮の流れが微妙に変わるのだそうで、それを読むのがこの
あたりの海の人の得意ななりわいだったのだ。
右に目をやると穏やかな港が見えて波もしっとりと落ち着いている。
公園の中に石碑があった。
頼山陽の詩が彫ってある。頼山陽の書なんかなと思ったけどちゃうみたい。こ
のあたりの碑はみなこの字体で彫られてた。誰か地元の有名人の書なんやろね。
かっこいい。
どんな意味なんやろな。
例えば、
来た道を遥か指差せば海に日が昇るところだ。
気持ちは澄み切っておだやかだ。
朝霧もようやく晴れて波は織物のように細やかだ。
ゆっくりと艪を漕いで猫子門を通っていく。
こんな感じかな?
ようわからんけど。
寒なってきた、次ぎ行こ。
より大きな地図で 安芸灘大橋 を表示
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