杭州に来て、食い物など日常生活はごくごくつつましい学生生活を送っているが、何も問題はない。
衣類などはどうかと言うと、日本を出たのが４月初めで、まだ若干寒かったのでそういう服装を持って来て
いる。しかし、帰りは７月だから暑くなるだろうとＴシャツなど夏の服装も持って来たが、両方持ってくる
と荷物が大変だ。だから足りなきゃ向こうで買うたらええやんとある程度少なめにしてある。
天気はだんだんと暑くなってきた。
持って来たＴシャツをかわるがわる着ているが、暑さがひどくなってくると少し回転が苦しい。
「やっぱり買わんとあかんなあ」、どこで買おう。日本だったらユニクロなんかに買いにいくところだ。
こちらにもユニクロがある。でも、こちらのユニクロは高級デパートの中にある高級品というポジションだ。
値段も日本とそう変わらない値段だ。
学生の身でそんな贅沢はしてられんなあと思った。
どちらかというと使い捨てする感覚で安いのを探そうと街を歩いたがなかなか都合のいいのはない。
ある日カルフールに行ってみると、えらい安売りをしていた。
１枚１９元だ。３００円しないということだ。１回洗濯したらぼろぼろになるんやろかというようなものでも
ない。これで十分やんかと２枚買った。
生地は薄めで、だから暑い日は快適だ。なかなかいい。
もうちょっと買ってもいいくらいだ。
ズボンも問題だ。短パンを持ってこなかったが、やっぱり暑い日は短パンが快適だ。
これもやっぱりユニクロなんかは結構エエ値段する。と言っても日本価格程度やけど。
それでやっぱりカルフールに探しに行った。街のあやしい店で買うとそれこそすぐに破れたりするバッタもん
にあたる可能性もあるのでカルフールくらいやとまあ安心できるやろうとの算段だ。
もちろん試着もできる。
薄手のやつで９８元。
これもなかなか着心地がいい。
散歩に待ち歩きにと愛用中だ。
次は傘、旅行にいつも持って行っている傘がとうとう壊れた。
杭州は雨が多い。この季節実によく雨が降る。雨の景色が綺麗やから雨を多くしてるのかもしれない。
しかし、ええ景色やばかり言ってられないほど結構強くふる。
傘は必需品だ。日本のように使い捨て感覚のコンビニ傘はない。普通の傘を買わないといけない。
又、カルフールで探す。
１本１５元。まあ、安いといえるか。
それと、雨で気がついたのは靴のことだ。あまり雨が強いと靴が中までびしょびしょになる。そんなことまで
配慮してられんから靴は１足しかない。濡れると即座に困るのだ。室内では中々乾かへん。
「どうしよう？」と思って考えた。
足が濡れるのはあきらめて安い雪駄みたいなのを買えばええやんか。
これえ雨の日も快適に外を歩ける。
雪駄１足１０元弱だ。
こんな暮らしもなかなか面白い。
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ありがとうございました。