先日、上海、南京に行った最後の日。雨が降る中、「ちょっと買い物したい」
という事で、友人と買いに行ったのが、「木耳」だ。ようするに乾燥の
「きくらげ」だ。日本でふときくらげを食べたいと思って探しにいったら
小さい袋がえらく高い。たしか中国では安く買えたはずだと思った。
時間がないので、南京東路、大繁華街の中に食品店。
「ここなら品物も安心だろう」(甘いかな??)
かなり大きな袋で100元くらい。「すぐなくなるかな?」
「なくなったら又今度買えばいい」とかいろいろ思いながら持って帰った。
きくらげを何につかう?
「山芋をスライスして、ピーマンと人参ときくらげを炒めて食べるとおいしい」
実は、前に中国のどこかで食べておいしいと思った事があるのだ。
時々、中国で食べたモノを思い出して食べたくなる時がある。
まず、きくらげを水で戻す。
当然膨らむけど、2倍くらいかな?と安易に考えていたら、実際は3倍以上の
大きさになってしまっている。
「こんなに戻してどうしよう」というほど増えてしまった。
さあ、それではと、山芋と一緒に炒めるとなかなかうまい。
残ったのはしばらく煮物、炒め物で使いまわしだ。
せっかく中国にいっているのだから、食べてきて印象に残った
モノを日本で再現するのも楽しいものだ。
これからもいろいろ試してみよう。
同じ時に、唐辛子と花椒も買ってきたが、四川人に言わせると、ホンモノは
ちょっと違うのだそうだから、今度は本物を手に入れて、
辛ーーい料理も試してみないといけない。
他は何を買おう?
食の楽しみは尽きる事がない。
毎週水曜は食に関する話です。