しばらくぶりに和歌山に行った。
車で行って電車で帰るという用事だった。折角やからどっかに寄り道して帰ろう。
まずは紀勢本線で和歌山駅まで戻る。
本数は多くない１時間に２本程度だ。
さて、紀三井寺の桜はどうだろう。
普通ならもう桜が満開になっててもおかしくない季節だ。しかし、この時点ではまだ
殆ど咲いているようには思えなかった。（今はもう満開やろね）
そのまま和歌山へ。
それで、すぐ大阪へ帰ってしまうのはもったいないので、和歌山市駅との間にある
紀和駅に向かう事にする。食べログで何か美味しそうなお店があったように思うのだ。
何と和歌山線和歌山市行きはあと４０数分待たないといけないと言う。
なんと和歌山市行きは超ローカルになってしまった。昔は和歌山市駅の方がメイン
だったはずだ。和歌山駅は東和歌山駅と呼ばれて、阪和線が発着するものの、そんな
にメインではなかった。時間は矢のように流れる。
暇やからホームの向こうに方にある電車を見に行った。
なんと４０分たったら結局この電車が来たのだ。複雑な気持ち。寒いのに、早よ
乗せてくれや。
ホームの向かい側には、猫電車がいた。
貴志川線だ。終点貴志川駅には猫の駅長さんがいる。貴志川町、今の紀ノ川市は
母の故郷だ。子供の頃、おじいちゃん、おばあちゃんのいる田舎の家に何度も遊びに
行った。こういう電車がなくならないで色々工夫して生き延びていてくれるのは
嬉しい。
それで、時間まで待つと結構そこそこ一杯のお客になった電車がゆるゆると走り
だした。昔はこの沿線上に競輪場なんかあったはずやけど、もう影も形もない。
紀和駅でおりて、レストランを探すと、すぐ見つかった。が、「定休日」やんか。
又、ろくに調べんと行動する悪い癖がでた。
しかたない、和歌山市駅まで歩いて行こう。また１時間ほど電車を待つのはかなわん。
あいかわらず意味のない暮らしをしてるなあ。
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ありがとうございました。