台湾、列車でぶらりー21、朝めしを食って日本に帰る

今日はもう日本に帰る日だ。相変わらず寒い。
とりあえず朝めしを食いにでよう。台北駅の方に行っても店は開いてないのは昨日から
分かっている。北の方は何もなさそうだ。東の方も昨晩見た。
西の方は、一昨日見てなんかありそうなという期待はある。
と思うがなかなか開いた店がない。台湾の朝は遅いんやろか?
失望感が結構ふくらみかけたころ、「あった」
ええ具合に街角に露天の屋台が出ている。路上に並べたパイプ椅子とテーブルに向かって
何やら食べてる人達がいるのだ。

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ソバと魚丸(魚肉つみれだんご)のスープを食わせる見たいだ。

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こういうシチュエーションは大好きだ。さっそく注文してから良く見たら坐る場所がない。
「どないしょ?」とうろたえかけたら、おばちゃんが、「心配いらんがな」という仕草で
傍にたたんであったテーブルと椅子を舗道の上に広げてセットしてしまった。
こんな時間帯、路上でも舗道でもすぐさま店舗になってしまうのだ。
えらいもんや。

それで、注文したビーフンが来た。
期待したほどはうまくない。暖めただけみたいやからしょうがないんかな?
上に載った肉からか若干悪い油の匂いがする。麺もふやけかげんだ。
まあしょうないか。

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魚丸のスープが来た。
これはおいしい。スープがあっさり薄味でちょっと辛み味噌を入れると味がひきたつ。
これならまあええか。

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朝飯も食ったしもうすることはない。ホテルに戻って一服してから、出発だ。
台北駅の西の外れの方にリムジンバスの乗り場があるそうな。
あんまり近くはない。歩きづらい道を荷物をごろごろ引きながら歩く。
と、向こうから、茉莉花(ジャスミン)売りのおじさんが歩いてきた。
陸遊の詩にあるように、売れるだけの花を売ったらそれで酒を飲んで気ままに暮らすと言う
売花翁のようなかっこええもんではなくて、走ってる車の人に花をうるおっさんなのだ。
「どないやろ?」と見てたら、けっこう車を止めて買う人がいる。
「ルームミラーにちょっとぶらさげたらエエ匂いするやんか」という買い易い大きさで
針金のわっかを付けて売っているのだ。
「いくら?」と聞くと、10元という。良い匂いがするので買った。
多分日本には持ち込めないが、空港までしゃれで持っとこう。エエ匂いするし。

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そっから後は、バスに乗って、空港まで。

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それで飛行機に乗って日本まで。
それで今回の、台湾、列車でぶらりの旅はおしまい。
読んで頂いてありがとうございました。

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ありがとうございました。