8mmテープ、ビデオテープ、情報のゴミ

時々家の中を整理して、いらないモノを捨てないと狭い家は不要品だらけになる。
それで思い切っていろいろ捨てていたら、えらい一杯になってしまったので粗大ごみ収集
に出のも大変と車に満タンに積んでクリーンセンターまで直接運んだ。
そんな騒ぎのなかで、8mmビデオの録画再生機がじゃまやけど捨てられへんことがわかった。
子供たちが小さいころ8mmビデオに撮った記録が沢山残っているのだ。
「もうええやんか、こんなん見いへんで」と言うと家族から猛反対を受けた。
しゃあないからDVDにダビングをしないといけない。一本ダビングするには一本撮った分
だけ時間がかかる。一生分撮ってたら一生分かかるわけだ。そんなにはないけど大変だった。
そうなると、「ビデオテープもあるなあ」これもダビングしとかへんとこの機械捨てられへん。
使い道のない機械をもしかしたら見ると言う時の為においとかなあかん。
そのうち又ダビングしよう。
良く見たら、ベータ仕様のビデオテープすら出て来た。もしかしたらと田舎の家にあった
ベータの機械を持って動かして見たが全くだめだ。要するにこんな風になるまでに何とか
しとかなければもう情報のゴミになって捨てるしかなくなるのだ。
それにしょうがないからとその為にだけとっておいた機械も昔なら無料で廃棄できたのに
今は結構お金がかかる。
写真を紙の情報としておいておけた時代は分かり易かった。
必要ならそのモノを大事にしておいておけばいいのだ。
今は写真と雖も媒体の情報になってしまっている。
もしかしたら、全く忘れてしまった内に、気がつかないうちに、パソコンの形態が変わったり
ソフトウエアの形態が変わったりして情報が全く読めなくなってしまうこともありうるのだ。
便利になった分、面倒も抱え込んでしまっているのだ。
そのうち新聞も本も今以上にどんどん電子化されてしまうだろう。
確かに便利で効率的だ。
しかしそうなると、電気がない日は想い出に浸る事もできない。
電気が無い日はモノを考える事もできない。
電気が無い日はご飯を食べる事もできない。
そんな時代になってしまうかもしれない。
電気が無い日は今でも時と場合によっては突然やってくる。
それに人類は製造可能な電気を食いつぶしながら暮らしている。
想い出を造る時もいろんな方法を考えておかないといけないかもしれない。

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