久しぶりに元町映画館に行った。
あいかわらず場内の暗さが落ちつく映画館だ。しかし、今日は上映までにかなり
時間があったので本を読もうとすると、それにはちょっと無理がありそうな明るさ
ではあった。その時は外に出ないといけない。
平日だからお客が少ない。場所取り放題だ。
此の映画を見て、女性の見方が少しだけ変ったような気がしないでもない。
この年になって何を今さらだが、此の映画に出て来る女性達はえらい美しくて
魅力的だ。
普通、映画の主人公だったり、ドラマの中心、舞台の中心にいたりするのは所謂
スタイルがよくて美人、個性的であったにしろとびきりの女性たちだ。
ところがここにでてくる人達は殆ど皆、かなりボリュームがある。豊満といえる
範囲をかなりオーバーしているところもありそうだ。
肩や腰やお尻、手や足にたっぷり肉がついている人もいる。
年齢もそんなに若くない。
でも何故か美しく輝いて見えるのだ。
自分達のショーを自分達自身でやっているという自信がそうさせるのか。
プロフェッショナル魂がそう見せるのか。
「しゅっとした綺麗な人の脇にデブったひとがいる」そんなもんやなくて、
デブ、デブだらけなのだ。
それが皆魅力たっぷりだから面白い。
ぱっと出て来るジョークが楽しい。
さっと切り変る笑顔がすばらしい。
歌が上手い。
実に存在感に味がある。
こういう女性の美しさがあるんやと改めてわかったような気がする。
映画自体は想像してたほど、わくわくどきどきというようなものではなかったけど
ゆっくり楽しめた。
旅の景色もいい。
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ありがとうございました。