ものさしいろいろ

最近は時々、画の公募展に挑戦しようとしたりしている。
そうなると、既定のサイズがあって、これもいろいろだ。水墨画の場合、画仙紙を
使うから既定のサイズをいろいろ売っているわけではない。
私の場合、中国で買ってくるから4尺の全紙なので70x130cmのサイズから
切り取ることになる。
半分に切れば掛け軸のサイズでいつも練習しているやつだ。
10号とか20号になると測って切りださないといけない。
それで切りだしやすいように大きな物差しを買ってきた。これより長いのは無い
ようだった。
その時、物差しって意外に家の中に沢山あるのではないだろうかと思った。
それでいったいどれだけあるんやろと取り出して見た。
勿論、伸縮のメジャーがある。これを一番よく使う。
この幅に家具がうまくすっぽり入るやろかとか、これと同じ幅のものを買ってこないと
いけないとか、鞄に入れてDIYの店に行く時に便利だ。
かね尺もあった。一体何に使う?これは直角を出す時つかうのだ。めったに板を切って
何か作ったりはしなし、やっても適当に切っているがたまに、木でも紙でもきちんと
直角が必要な時がある。あったのだろう?それで買ったが殆ど使わない。
小さい物差しは机の引き出しに入れておくと何かと便利だ。
ちょこちょこっと要るときがよくある。
ノギスまである。これは何に使う?
前に紙の厚さにこだわったことがある。厚い方が墨のにじみが面白いように思ったのだ。
しかし厚さにもいろいろあるし、言葉もつたないので中国では困ってしまった。
仕方ないので数字で言えるよう、これを買ったが何のことはない。全く役に立たなかった。
数字なんか意に介する人達ではなかったのだ。
とまあ、実際に正確にモノを測るというのは普段中々しないもので殆どは適当にすませて
いるが、何かの目安を知っておくのは大事な事だ。
指を広げて一杯に伸ばすと親指の先から中指の先まで大体20cm。
普通に歩くと歩幅は大体60cm。
肘の長さは大体30cm。
1円玉の直径は2cm。
畳の幅は90cm
等々だ。
一番正確なのは腹時計かな?そろそろ腹が減ってきた。

sasi110809

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ありがとうございました。