手元にあるお茶でなんか珍しいのはないかなと探していたら、ベトナムの蓮茶があった。
かなり前にベトナムのホーチミンに行った時に結構高級なお茶の店で買ったやつだ。
幸いまだ封を切っていなかったので味を見て見る事にした。
ベトナムでもお茶は盛んだ。
中国系の人が多いということと昔から中国といいにつけ悪いにつけて交流が多かった
影響だと思う。
市場などに行っても、有名なベトナムコーヒーと並んでお茶もいろいろ売られている。
どの辺からやってくるのかわからないが高山茶というのもある。
もしかしたらこないだ行ったサパのあたり、国境地帯の高地からくるのかもしれない。
しかし、何と言っても有名なのは蓮茶だ。
蓮の花や葉を茶にするという話ではなくて、普通の緑茶をある段階で蓮の花と一緒に
して香りをつけるのだそうだ。
高級な料理店や喫茶店では、良い香りのする蓮茶が必ずでてくるのだ。
良い蓮茶にはあたりまえだがいい緑茶が必要だ。
しかし、緑茶は香りも重要だが、蓮の花の強い香りをつけてしまうので
香りより味のいいものが選ばれているのだろうと思う。
それほど強い香りがついているので、料理と一緒だといいが、単独で飲むと時には
臭いで疲れることもある。
個性の強い茶だ。
淹れるのはやっぱり、ベトナムのバッチャン焼きがよく似合う。
勿論バッチャン焼も持っているが今回はいつもの紫沙壺にしよう。
紫沙壺を沢山使って育てないといけない。
ベトナムでも高級な喫茶店などは皆、紫沙壺を使っている。これも中国の影響だろう。
蓮茶を飲んでベトナムを思い出そう。
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* 私のお茶ノート *
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名前 蓮茶
種類 緑茶に蓮の花の香りをつけたもの。
購入日時 2007年7月。
購入場所 ベトナム、ホーチミン市。
生産時期 2007年7月。
生産場所 ベトナム。
乾燥時 茶葉の形 撚りが強い
淹れた時 ゆるく解けていく
味 爽やかさと甘みがある。
香 強い蓮の花の香りがする。好みはわかれるだろう。
色 淡黄色。
感想 香り高く、甘みのある気品高い味と言えるが、蓮の花の香りが強いので
好みが分かれると思う。
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ありがとうございました。