先週末、たまたま、会社が休みだったので、久しぶりに映画に行った。
本当に久しぶりだ。映画は好きだけどなかなか見に行く時間が作れない。
「マッチポイント」という映画だ。
その時、久しぶりに目茶目茶感動した。
映画じゃないよ。
チケットを買う時、シニア料金で入れたのだ。なんと、たった1000円で入れたのだ。
どんな割引券より、安いじゃないか。
始めての体験だ。えらい得した気分になった。ご機嫌!ご機嫌!
映画は、ウディアレン監督のラブサスペンス。
ロンドンのスノッブな世界が舞台で、ファッションや高級住宅街など、映像が綺麗だ。
元テニスプレイヤーが美貌を武器に、上流社会の女性を妻に。
女優の卵が、魔性の魅力で、男を誘惑する。
そして、いつか男と女が愛し合う。
テニスのプレーのように、1ゲーム、1ゲーム攻守ところを変えて、渾身の攻防が続くようにも見える人生であっても、微妙にセンターのネットに当たったボールが運一つで、あちらに落ちれば、こちらの勝ち、こちらに落ちれば、あちらの勝ちで、マッチポイントを握ってしまうのだという話。
運を掴むやつが掴むんだという話。
やはり、参考になるのは、手管に長けた、愛の交歓場面。
服を破りすてるのは、映画の中、かっこよすぎるとしても、
ああやって、後ろ手で・・、ブロックするのか・・
動けないというのが・・かえって・・
うーん、勉強になるなあ。
いつか、使うことがあればいいなあ・・。
全編を流れるオペラのアリアが美しい。
SPなのか、LPなのか、レコード針のすれるシャーという音がかすかに聞こえて。
真空管の時代が懐かしい。
映画の前に、食事に行った。
アフリカ料理の店だ。
アフリカって響き、どこかロマンチックじゃないですか。
本当は、アフリカ映画、「母達の村」を紹介してくれた人が、上映記念メニューがあるからと教えてくれた店だ。
上映開始には一日早かったので、映画も見れないし、記念メニューにもありつけなかったけど、時間があわないから仕方ない。
でも、とてもおいしかった。
トマトのスープがスパイシーで秀逸。
パンも自家製という事で、焼きたて。麦芽パンなど。うまい!
映画「母達の村」は絶対行くぞ。この店も、その時、又来よう。
マスターとの旅の会話も楽しかった。
阪急電車 中津駅 東口出たところ。
「NAPPY BRUNCH」
ぜひどうぞ!