大阪ミナミの『故郷羊肉串店』に行きました。
延安料理の店だそうです。
羊の肉に串を打って、ジュウジュウと焼いています。
こういう店は、煙がおいしくて、食欲をそそるものです。
延安というのは、中国の北方、吉林省あたりだそうで、北朝鮮との国境にも近いところらしくて、店内でも、中国語とハングル語が錯綜しているみたいです。
羊を串で焼いて、クミンや唐辛子の香辛料をかけて食べるのは、新彊など、シルクロードの街でも同じです。
味も香りも同じなので、懐かしいです。
味付けは、特には日本人に合わせているわけではないようなので、辛いものはかなり辛いです。でも、本当の香辛料の香りがして、おいしいです。
水餃子なんかも、中国の味です。韮の香りがいいです。
お客も中国人や韓国人が多いようです。
メニューも、日本語、中国語、ハングル全部書いてます。
写真の他に、茄子炒めなど野菜料理もを食べました。
中国を旅行して思うことは、日本の中国料理と、中国のそれとの違いです。
日本のそれは、殆どは、中国風日本料理という別のジャンルになってしまう気がします。
それは、それで、問題があるわけではないのですが、
少しでも、中国らしい、中国料理をみつけると、つい嬉しくなってしまいます。
場所は、堺筋を日本橋から北に向かい、道頓堀川を渡ったところを、東に折れ、200m位行くと、道の南側にあります。