晩飯タイム
コーヒを飲み終わったら、高級ホテルでは落ち着かない。
晩飯を食うにはちょっと早いから、ぶらぶらしながらホテルに帰って荷物を置こう。
日帰りといえども小旅行だから、折畳傘とか、薄いジャンパーなどを持ってきている
のだ。雨季ではないと言っても雨は降るので、傘は必須だ。暑い街だと言っても
冷房が利きすぎるかもしれない。「備えあれば憂いなし」なのだ。
荷物を置いたらマッサージに行こう。
中国でもベトナムでもマッサージが安いから良い。
90分のボディマッサージで大体1500円位だ。勿論、まだまだ安い所はあるのだろうが、
ぱっと来て安心できそうなところだとこんなものになる。
薄暗い部屋でヒーリング系の静かな音楽を聞きながら、香料の香りがする部屋で
ゆっくりと揉みほぐしてもらっているとついうとうとと寝てしまいそうだ。
現実に帰って表にでるとすっかり夜になっている。
さあ、夜は何にしようかなあ。
わざわざタクシーに乗って行くほど、こんかいは情報を持っていない。
とりあえず、欧米人のツーリストが良く行くような店に行って見よう。
確か、旅行社にもらったパンフレットの端のほうに何か情報があったはずだ。
行って見ると、なかなか感じの良い店だ。
静かで清潔感があって、店員の応対もすごく良い。
メニューを見ると、値段も高くない。セットメニューを勧められた。
「そやなあ、これにビールがあったら、それでいいか」と決めた。
お決まりの生春巻き、アジアでどこにもある空芯菜の炒めもの、
豆腐料理ってどんなんやろ?、それにムラサキ芋のスープがつく。
これにご飯がついて、豪華というよりはかなり質素といえるが、これで十分だ。
ビールはフエのFudaビール。明日行くところだから、楽しみだ。
なかなかすっきりして美味しい。
今日一日無事に終わった。
楽しい一日に乾杯!
「明日は列車やから、がんばらんとあかんで」