中国に旅したら、食べ物はおいしいし、材料や調理法も違ってとても新鮮に思えるので、つい材料を買って帰って日本でもやってみようって思ったりします。
それで時々スーパーに行ったりします。
さすがに生ものは持って帰れないので、乾物が中心になります。
でも、実際に持って帰った後はなかなか作りません。
中国でその気になっていても、日本では日本の気分で暮らしているからなかなか中国の気分にならないからでしょう。
ここにあるのは、
木耳、百合根、黄花菜(どうするんだろう)、棗(たぶん)
それから山椒です。
前に紹介した、ウー・ウエンさんの本をみていたら、楽しそうなのでつい作りたくなります。
そのうち、こういう材料でやってみたいと思っています。
これは、北京のカルフールで買ったのです。
カルフールは珍しいのか、安いとも思えないのに、なかなか人気があって、いつも人が一杯です。
それで、レジも長蛇の列です。
この時、ぼんやり並んでいたら、後ろに並んでいた大阪のおばちゃんならぬ、北京のおばちゃんが、
「おっちゃん、ちょっと○○してくるから、この場所とっといて」といったような事を言います。
「そんなん言われても、わし言葉わからんし・・」みたいな事を言いましたが、全然通じてません。
カートみ何も置かずに「たのむわな」とさっさと行ってしまいました。
しばらくして、帰ってきました。
わたしに「○○xx?+、、><」何やらいいながら、さっさと列に入ります。
私はわからんので、あいまいな顔をしています。
当然周りからブーイングです。
おばちゃんは、周りの人に、「さっきこの人に頼んでたし・・」といった具合に説明して、私にむかって「なあ」って言います。
「なあ」ていわれても困りますのでやっぱりあいまいな顔をしていました。でも、何となくそれで落着したみたいです。
大阪のおばちゃんだけじゃなくて、北京のおばちゃんもしっかりものです。
どこでも、女性は強いのです。