ビリー・ホリディ、「ストレンジ・フルーツ」

  • 2007年3月29日
  • 音楽
  • 1人

なんとも悲しい曲です。ストレンジ・フルーツというのは、リンチで縛り首になって吊るされた黒人のことです。
静かな声でゆっくり歌っています。
心に染み入るような歌声です。

・・・・・・
血にそまった葉と幹と
黒い体が南の風で揺れている。
・・・
飛び出した目、ねじれた口
・・・
木蓮の香りが甘く香しい
・・・
突然体の焼ける臭い。
・・・
からすがついばみ・・水に流され・・腐っていく
・・・
Here is a strange and bitter fruit.

ビリー・ホリディ、すばらしい歌手ですが、有名になっても必ずしも幸福じゃなかったようです。
つらい人生のなかで麻薬にも溺れていたようです。
アメリカンの黒人問題は根が深いですね。

billy070329

このアルバムは短い曲ばかりですが、どれも良い歌です。
A面最後の「時の過ぎ行くまま」というのもいいですね。
テレサ・テンじゃないですよ。
「AS TIME GOES BY] という歌です。
やっぱりブルースはいいです。
こういう歌は、真空管むきですね。
水墨画の練習をしながら、じっくりと聞くのに好い曲です。

木曜は、映画や音楽の話です。