ギメ浮世絵名品展

大阪市立美術館にギメ浮世絵名品展を見に行きました。
有名な浮世絵がぎっしりと展示されています。
「こんなに流出していたんだ」と思うか、「こうしてでも残っていてよかった」と思うかですね。
すばらしいです。こういう画がパリに行ったという事で、あの印象派の画が達に大きな影響を与えたという、その事が、すごいです。
自分達が、今まさに新しい芸術を想像しているんだと思って奮闘している、その時にこういう異国の絢爛、緻密を見て、どういう驚きと感動があったんでしょうか。

北斎、広重、春信、写楽・・・みんなあります。
構成の大胆さ、描画の緻密さ、色彩の華麗さ、それで版画なんですから、すごいものです。

面白いと思ったもの一つ。
百人一首の絵解きという解説で展示してあったもの。
何の絵解きかは分かりませんでしたが、焚き火の煙の表現が大胆で、「ほー、こんな風に見せるか」と驚きました。
ふわーっとけむらるのではなく、しっかりした線でぐいぐいと描いています。

出口の近くにあった、隅田川の残月を描いた水墨画もテーマとは違う画ですがよかったです。

帰りに思わず、復刻版の写楽を買いました。
本物ではありませんが、浮世絵とそのものが、原画を元に何度も版木を彫りなおして、刷られているものですから、こういう技術が保存されているうちに買っておくのもいいのかなと思います。

guimet070419

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