アル・ディメオラの「エレガント・ジプシー」というアルバムです。
ジャンルはジャズですが、クロスオーバーといってもいい内容です。
これが、1970年代の音楽とはとても思えないです。
どこまでも、明るくつきぬけています。
ギターの早弾きが冴え渡って心地よいです。
ロックのジェフ・ベックやリッチ・ブラックモアを聴いているみたいなもんでしょうか。
フラメンコギター系のリズムですが、暗い怨念と言った感じでは全くなくて、地中海の明るさを思わせる、絵になる曲ばかりです。
「地中海の舞踏」はジャズ・フラメンコのパコ・デ・ルシアとの対決セッションです。すばらしいです。
そういえばジャズ・フラメンコの3人セッションのアルバムなんかもありましたね。
「スペイン高速悪魔との死闘」、「ローマの貴婦人、ブラジルの妹」、「エレガント・ジプシー組曲」と曲のタイトルもかっこいいです。
こういうのを聞きながら画の練習をすると、気持ちよく筆が走ります。
それで、この曲のギターのように上手になるというわけでもないですけど。
とにかく、今日はいい気分です。
毎週木曜は映画、音楽、書画の話です。