大阪、心斎橋、ジャズバーで中国製真空管アンプの音を聞いた

  • 2012年2月26日
  • 音楽
  • 1人

ある日、心斎橋あたりを歩いていたら、法善寺横町に西から入るあたりの街角に
「真空管アンプ」とか、「アルテック ランシング スピーカー」とか書いた看板を
見つけた。ジャズバーがあるようだ。
その時は、古い友人達と飲み会がある予定なので先を急いでいた。
「あとで時間があったら来て見よう」と心の中にチェックしつつ飲みに行った。
幸いそれも早い目に終わって、「ほんなら行ってみよや」と記憶をたよりに、又
そこまでたどり着いた。
2階に上るとまるで昔のジャズ喫茶風だ。
懐かしい。
「何年前からやってるんですか?」と聞くと、「30年以上前からだよ」と答える。
そんなに古くからやってるのに全く気がつかなかった。
幸い客はいないので一番良い席に座った。正面にアルテックがある。
入り口を入った時、すぐ左側の棚に真空管アンプがあるのを見ておいた。
「せっかっくやからバーボンでも飲もか」
ゆっくりしたええ時間だ。
管楽器の音が柔らかくて艶がある。色気たっぷりだ。
スピーカーのせいだけではなくて「この真空管アンプ、エエ音だしてんなあ」と
思った。
女性ボーカルもいい。
煙草をのんで、バーボン呑んで、良い友と語らって、
至福の時間だ。

jazz120226

帰りに聞いたら、「中国製のアンプやで」と教えてくれた。
「エエ音ですね」と言うと、「毎日鳴らさなあかんのやで」と自信が顔を横切った。
それにしても中国で真空管式のメインアンプを作っているというのははずかしながら
初めて聞いた。
中国には何度も行くが、そんなの見た事ない。
前に超お金持ちの家で、ホームシアターを見せて貰った事がある。部屋やプロジェクター
などにすごいお金をかけているが、オーディオ系はもひとつだった。スピーカーも
BOSEがぶら下がっているだけだ。
中国の人は新しもん好きやから、古いオーディオセットは興味ないんやわと思っていた。
しかし、こういう事なら、今度行った時に探して見ないといけない。
安くてすごい掘り出し物があるかもしれないではないか。

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ありがとうございました。