最近夢中で読んだ本、岡崎大五、三笠書房

  • 2007年7月17日
  • 2人
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岡崎大五、「バンコク危機一髪」
この作家の添乗員シリーズは目茶面白いです。どれも抱腹絶倒ものです。それで、これも、期待をこめて買いました。
やはり面白いです。
台北旅行の帰り道、一日で全部一気に読んでしまいました。
文章もさることながら、この人の凄まじい人生経験そのものが、迫力あるんですよね。
・・・
ある日、金を数えたら、殆どなくなっていた。
これからどうしよう。その地に根がはえてしまったバックパッカーがおちいるパターンです。
そこからどんどん落ちていって、ゆすり、たかりになったり、麻薬に手を染めたりとなっていく人たちも多いようです。
ところが、彼は、なんと会社員になってしまうのです。
銀行の前に落ちていたやつ。
日本人ではおそらく最低の給料だろう。
日系企業相手に、なんでもやりますみたいな妖しげなコンサル会社。
・・・・
さあ、どうなっていくんでしょう。

バンコクで言われたことがあります。
「みんな優しく手を合わせて挨拶してくれる。
その事にだまされたらいけないよ」といったことです。
なんとなくわかります。
みんな、厳しく生きているんです。

バンコクっていいですね。
住んでみたらはまるかもしれません。

三笠書房、知的生き方文庫、「2008年度版 業界地図」
たまにはこんな本を読んでみようと思い買いました。
いろんな業界の提携や支配の関係が簡潔に図式化されて、よくわかります。
「日本経済の業界事情がどんどん読めて、全部わかる」と表紙に書いてあります。
まあ、そういった本です。

「世の中の事もたまには勉強しよう」です。

hon070717

毎週火曜は、最近夢中で読んだ本の話です。