鈞窯もどきの茶杯

台湾にも好い焼き物があると聞いています。
特に茶壷とかに好いものがあるらしいです。
前に、中国の宜興に行って、紫沙壷の茶壷を買ってきたので、同じような楽しみがあります。
それで、焼き物の街、「鶯歌」という処に行ってきました。

chapei070716-1

そこで買ったのがこの茶杯です。

chapei070716-2

chapei070716-3

実は前日に故旧博物館に行って、逸品ばかりを見てきていました。
その時に、河南の鈞窯の綺麗な釉薬が目に残っていたので、ついこれに目がいったのです。
前に河南では、あまりいいものがなくてがっかりしました。
その時にむしろ台湾に似た様なのがあると聞いていたので、こういうのを言うのかなと思ったわけです。
逆に、茶壷をみると、いいのはいいのですが、紫沙壷を見たとき程、心がときめかなかったのです。
それで、茶壷を買うのは見合わせて、これを買ってしまいました。
この店は、作家が経営している店のようで、自作の自慢の作品が沢山おいてあって、人柄的にも感じのよい人でした。
機会があれば又覗いてみたい店でした。

chapei070716-4

毎週月曜はこだわりのモノの話です。