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上海

上海、朝の田子坊

北京から大同、太源と山西省を旅した後は、しばらくおいてから、又、上海に行った。 上海で少し時間があったので、田子坊というところにもう一度行ってみた。 今回は朝だったので少し心配だ。 つまり、古い街中を改造して、洋風の酒吧や土産物屋にし、観光客を集めようと言う ところなので、朝ならどこも開いていないかもしれないと危惧したのだ。 確かに、殆どの店はまだ開いていなくて、掃除をしたりして準備中だ。 そして […]

景徳鎮の新作の皿

相変わらず陶磁器が好きだ。見るのも好きだし、買う事もある。 最近は、美術館や博物館に行ったり、骨董品屋さんに行ったりと古い良いものを 見る機会が多いが、骨董品を買い集める趣味にまでは至っていない。 先日、家の棚をさわっていたら、以前、北京で買った景徳鎮の皿が出てきた。 景徳鎮モノは、新作でも、伝統の絵柄を伝承するために骨董品そっくりの、どこかの 美術館に展示されているモノそのものそっくりなモノを作 […]

パリパリの焼餅の味

前の旅、北京から大同、平遥、喬家大院などの旅の時だ。 平遥古城の中を廻っている時から、友人が盛んに、 「あれ気になるな」、「ちょっと食べたみたいな」と言っている。 「そんなら買ったら」というと。「うーん」と口ごもる。 結局、買わずに喬家大院の門前町迄きてしまった。 ここも屋台の土産物屋が賑やかに並んでいる。 その中に、やっぱり焼餅屋があった。 どうやら、スパイシーな具を練りこんだ粉を薄く丸く延ばし […]

上海に戻って麺を食う

鎮江、楊州の旅から列車で上海に戻ったら、もう夜だ。 晩飯の時間になっているが、それほどお腹は空いていない。 「何食べよ?」、「簡単でいいね」、「麺ぐらいにするか」、「ええよ」 という事で、いつも朝飯代わりに包子を買いに行っている店で麺を食べる事にした。 頼んだのは野菜の餡がかかった麺だ。酸菜(野沢菜みたいなの)だと思うが、すっぱい漬物のような野菜を 細かく刻んだ餡で、なかなか旨い。 麺はいまいちだ […]

上海の湖南料理、「滴水洞」

辛い料理と言えば四川料理と湖南料理だろう。上海でも辛い料理を求めて どちらかの料理屋に行く事にしている。 しかし、辛いと言っても四川料理と湖南料理ははっきり傾向が違う。 四川料理は、唐辛子だけでなく花椒の麻味、すなわち痺れが伴う辛さであり、 湖南料理はどちらかいうと生姜系のような口を刺す尖った辛さである。 私はどちらが好きかと聞かれると、どちらも好きだけど、強いて言えば四川料理になる。 しかし、最 […]