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浙江蘇、安徽他/黄山、古鎮、墨硯紙筆

三度目の西湖

紹興の蘭亭を訪れた後は、魯迅ゆかりの咸亭で遅い昼飯を食べた。 この後は杭州に帰るだけだ。いろいろ迷っていた運転手も帰りは元気なものだ。 中国のタクシーの運転手にしては「慎重すぎるんちゃう?」と言って しまうほどゆっくり運転していたのが、かなりスピードもアップしたほどだ。 それにご飯を食べて酒を飲んだから眠い。 うとうととしているうちに杭州についた。 「そろそろ着きますが、どこへ行きます?」 あわて […]

蘭亭を訪ねる

紹興の街から車で20分以上走ったろうか、随分山の方まで入って行く。 「ほうこれが蘭亭か。えらい新しいね」 「いかにも造りもの臭い」 王義之があの有名な「蘭亭序」を書いた史跡だから、長い歴史の 中で何度も壊されては再建されてきたのは仕方ないだろう。 最後は文革で徹底的に壊されたようだが、割れた碑が見つかったのが きっかけで再建が始まったようにも聞いている。 あまり目くじら立てなくても、時間がたてば歴 […]

酔っ払い蝦

上海で晩飯の時間となった。 「今日は暑いけど茸鍋なんかどうだろう」、「それはいいね」 「何でもいいよ」、「ようわからん」など色々言いながら、 昔のレストランの名刺をタクシーの運転手に渡す。 近くに着いてから様子がおかしい。 「見当たらない」といっているようだ。 「わかった。自分達で探すからここでいいよ」とタクシーを降りたが、 「確かこのへん」というあたりに、目指すレストランが無い。 「どうしよう。 […]

紹興、沈園、詩人の恋

紹興の沈園に再び来ました。 宋の時代の詩人、陸遊と唐婉の恋の思い出の場所です。 一度は夫婦となり、愛し合いながらも別れざるを得ずして、月日がたったあと、 偶然この沈園で出会った二人が詩を交わすというロマンチックな話です。 詩の題は、「釵頭鳳 」 ・・・・ 一懐愁緒 幾年離索 錯錯錯 ・・・・・ ・・・年を重ねれば重ねるほど、思いはつのる。 間違いだらけの人の世の中・・・ 同じ題で唐婉が返す。 ・・ […]

安昌古鎮-2

安昌は古鎮の中に生活があります。 保護の為、規制された生活で不自由でしょうが、蘇州の水郷よりま まだ普通ぽい生活のようです。 蘇州の場合は、まるで観光のなりわいの中の生活のようなので、 それに比べれば自然に思えるのです。 それにしても生の暮らしですね。 鶏小屋。これは、食うために飼っているんですよね。 網は盗難防止?、鼬から守る?蚊に食われないため? いろいろ考えてしまいます。 これは、ペットです […]