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コロナ禍妄紀行

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−72、卒業制作展。

卒業制作展。 では、そろそろと卒業制作展を見に行く。 とてもしずかだ。式典は派手やったけど、前にあった卒業生たちの展示販売会とは熱気がちがう。 あの時は、見る方も盛り上がってた。我こそは、掘り出し物(これから有名になるであろう学生)を 発掘して、将来大金をゲットしようと勇んで眼力を働かせんとギンギンに見てる人たちもいる。 学生たちも目の前で大金が飛び交ってるから機嫌が良い。 とても熱い空気が流れて […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−71、ちょっと贅沢な昼ごはん。

ちょっと贅沢な昼ごはん。 さて、この頃、友人の訪れがあった。上海にいてはる某企業の偉いさんだ。 たまたま日本に戻ってはる時に、大阪のある酒場で袖擦りあって知り合いになった。 わしが杭州にいると知って(メールしたんやけど)なぜか、訪ねてくるという。 えらいこっちゃ。 今、わしは、そうとうストイックな、つつましい、簡単に言えば貧乏暮らしをしてる。 ただの留学生、寮生だ。そんなお付き合いできへんがな。 […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−70、湖畔の音楽会。

湖畔の音楽会。 あいかわらず毎朝、毎晩、西湖の湖畔をウォーキングしている。 朝の湖畔はいつもいつも賑やかだ。 人が多くなると歩く時に気を付けんとあかん。対向してすれちがうときに右にいなさないと ぶつかりそうになることが多い。 やっぱりわしの歩き方がおかしいんかなあ。 とおもいつつ歩く。 思えばこのころは足が強かった。最近はこんな元気はないかもしれん。 いつも楽しみに眺めてる蓮の花はもうすぐ咲きそう […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−69、卒業展が始まるか。

卒業展が始まるか。 学校の正門のあたりがえらい騒がしい。 どうも何かセレモニーがあるらしい。えらく賑やかだ。 早速行って見る。なるほど、卒業展の開催式みたいだ。ちょっと前に学生たちの 自主展覧会があったばっかりやのに。この学校はイベントが多い。 正式な祝典のようだ。来賓がずらり、すごいなあ。 もう演説が始まってる。 何と言うても、この学校は中国でも1、2を争う美術大学で、超難関校であるらしい。 わ […]

コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−68、湖畔の夜の大騒ぎ。

湖畔の夜の大騒ぎ。 寮の部屋は道路に面してるせいもあって、あいかわらずやかましい。 それでもだんだん慣れてきた。 そんなある日、日が暮れる少し前あたりから、湖畔がえらく騒がしい。 何かイベントがあるみたい。 マイクでえらく叫んでる。音楽も聞こえてきた。それも大音響だ。今日は週末やから 夜遅くまで盛り上がるんかもしれんなあと心配になる。 案の定、夜が更ければ更けるほど盛り上がってくる。 わしには関係 […]