ホーチミン、フエの旅ー19
ハイヴァン峠へ ダナンは大きい街だからか乗る人も多い。朝まだ暗いというのに見送り の人達も沢山きている。 見送られる方も通路の窓ガラスを開けてがやがやと喋り合っている。 自分達のコンパートメントの前は不便なのか、我々のコンパートメント の通路のところに集まって、見送り人達と喋っているのだ。 それで、列車が出発したら、さっさと部屋に戻ってしまった。 「おいおい窓を閉めていけや」と思うが知らん顔だ。そ […]
ハイヴァン峠へ ダナンは大きい街だからか乗る人も多い。朝まだ暗いというのに見送り の人達も沢山きている。 見送られる方も通路の窓ガラスを開けてがやがやと喋り合っている。 自分達のコンパートメントの前は不便なのか、我々のコンパートメント の通路のところに集まって、見送り人達と喋っているのだ。 それで、列車が出発したら、さっさと部屋に戻ってしまった。 「おいおい窓を閉めていけや」と思うが知らん顔だ。そ […]
ダナン着、5時30分 走り始めると、乗務員が来て、年配のおばさんと何か喋っている。そして チケットを切り始めた。どうやら予約してなくてもその場で購入というのも ありのようだ。こんな夜行列車で飛び込み乗車というのもリスキーやなあと 思いつつ眺めていた。もうしばらくすると、ご飯屋さんらしきおばさんが 通路をやってきた。年配の女性が声をかけると、どんぶりにご飯をよそって その上になにかどろっとしたものを […]
ニャチャンからダナンへ 「ニャチャンには行った事ある?」、「いや無いです」 「絶対に行った方がいいよ。ものすごく綺麗なところですよ」 「海岸のリゾート地なんです」 そう言われていたニャチャンらしき町が見えている。しばらく前から美しい 海岸線を走っている。 夕焼けが綺麗だ。 「こういうところなら一度来てみたいな」と思わせる。静かな海辺の町だ。 彼らがニャチャンについて喋る時は実に楽しく懐かしそうだ。 […]
ニャチャンに着20:10、1時間の遅れ 「腹は減らへんのかいな」と思うでしょう。 隣の人達は、時々ミカンを食べている。其の時は気を遣わせると悪いから、寝た ふりをしていた。 そろそろ晩飯時だ。上の商人風の人は時々トイレに下りて来るだけで、ずっと 上で寝ている。 夫婦二人連れは、晩飯を食べ始めた。 「ご飯食べないの?」と聞いてくる。 「ベトナム食は食べられない?」 「そんな事ないですよ。お腹空いてな […]
ニャチャンまで 「ニャチャンには何時に着くんですか?」 「夜の7時だよ」 「約7時間ですね。遠いなあ」 旦那は上の段に寝に上った。上に上がるのは大変だ。ドアの内側の壁のところに 小さな足ののせステップが両側に一つずつあるだけだ。両側のベッドに手をかけて エイっと体をもちあげステップにわずかに足をひっかけて攀じ登らないといけない。 「こんなんできへんわ。下でよかった」とつくづく思った。 実は自慢じゃ […]