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中国紀行

杭州お絵かき勉強日記-109 西安、草堂寺へ

鳩摩羅什(クマラジュウ)という名前を知ってるやろか? 仏教の世界では玄奘三蔵とならんで重要な人物だという。殆どのインドの仏典を独力 で翻訳した人だと言う。西域の亀茲国で重要な人物であったのに攻め込んだ中国後涼 という国の呂光と言う王に囚われて一生を中国涼州で暮らしたのだそうだ。 仏徒でありながら、辱めるためか帰らせないためか王にむりやり女性をあてがわれて 言うことを聞かされてしまったという数奇な運 […]

杭州お絵かき勉強日記-108 西安、昼飯を食って始皇帝稜へ

兵馬俑でかなりもたもたしたので結構喉が渇いた。ビール飲みたい。 丁度飯時をすぎたころやったんでそのまま兵馬俑近くの食堂に連れて行って貰った。 運転手の知り合いの店らしいんで、「まあそういう事か」とは思うが観光客向けに は違いないやろけど、いかにもという感じでもないし値段も高そうではないんで、 まあええやろ。こんなことで騒いでもしょうがない。 中国のビールは軽いから喉の渇きにちょうどいい。 メニュー […]

杭州お絵かき勉強日記-107 西安、兵馬俑の地下軍団

ここはえらく大きい。前に来た時は出口から入ってしまってえらい目にあったが、 今回は正規の入り口だ。そこから更に電気自動車に乗っていかないといけない。 「帰りの出口は一箇所ですから、そこ出たとこで待ってます」と言われていた。 兵馬俑は前来たときのあまり大きくは変わっていない。建物が一つ増えただけだ と思う。しかし、中を克明に覚えているわけやないからどこがどう違うかよう分 からん。 ガイドがうるさく付 […]

杭州お絵かき勉強日記-106 西安、楊貴妃の華清の池

白居易に長恨歌という有名な詩がある。 こんなやつだ。 ・・・ 眸を廻らして一たび笑えば百の艶めかしさ生まれ 六宮の粉黛も顔色なし 春寒くして浴を賜う華清の池 温泉の水は滑らかにして凝れる脂に洗ぐ 侍児扶け起こせば嬌として力無し ・・・ :岩波新書 新唐詩選続編より 美しくて豊満、色が白くてしかもたおやかでなよやか、こんな詩を読むと誰でも 興味が沸く。まさにその華清の池が西安の郊外にあるのだ。 「え […]

杭州お絵かき勉強日記-105 西安、朝飯を食って朝市へ

夕べは沢山飲んで、よく食べた。それでも朝になったら腹が減っている。 ホテルの食事は高いしまずいので最初から食べる予定に入ってない。外で食おうと あたりを見渡しても店が開いてない。昨日の小吃街のあたりならなんとかなるやろ と思ってうろうろしたがあの辺は夜の街だ。日が昇るとさっぱりなのだ。 それでもいくつかの店は準備をしているがちょっと衛生面が気になるところばかり、 やっと油条(揚げパン)と豆醤(豆乳 […]