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中国紀行

桂林2007の想い出-8、桂林の晩飯

桂林の街に着いたらもう日がとっぷり暮れていた。まあ、昼飯をたっぷり食っ たから腹はそれほど減ってないが晩飯は晩飯で楽しみだ。 昼間にすっぽんうまいで、ほなら食いたいちゅう話してたんで、川魚料理の美 味いところへ連れてってくれるそうだ。 「まあわしにまかしとけ」と言う運転手のおっちゃんが着いた所は、「魚米郷」 と言うところ。場所は下の地図通りかどうか自信はないが名前は間違ってない。 えらい立派な店だ […]

桂林2007の想い出-7、漓江の鵜飼

漓江下りも終わりに近づいた。川の流れと景色の移り変わりは何時果てるとも 知れない。この先も幾らでも続きそうにも思える。 しかし、岸辺に人家が増えてきた。そして小さな船泊まりのようなところにや ってきた。 陽朔というところに着いたのかもしれない。 「ここで終わりなんか?」 わしらの船はまさにここで上陸するようだ。しかし、正規の観光船はどこにも いる風ではない。出るときも横っちょからこそこそっと出たみ […]

桂林2007の想い出-6、牛の行水

さて、漓江下りは3時間強の行程だと言う。それならもう半分以上過ぎた事にな るがそんな感じはしない。似たような景色とは言いながら次々変わる、「まる で水墨画のような景色」に気をとられるし、川面と岸辺と人の暮らしを眺めて いるのも面白くて時間の経つのを忘れてしまう。 船の流れとともに時間がゆっくり流れる。 これくらいの時間のながれが体に優しいのだと思う。 しかし、こんな風に詩的に高尚な気分に浸ろうと思 […]

桂林2007の想い出-5、水上いかだタクシー

おっちゃんは、ゆっくりゆっくり竿をさしながら船はすいすいと進む。 目の前の景色は相変わらず、「まるで水墨画のような景色」が続く。景色はじ わっと変わっていくので、ずっと同じ景色を見てるようで気がついたら違う景 色になっている。その変化も面白い。 おっちゃんは、どこでも言うてくれたら止まるからって言うけど、どこで止め たらええんかわしらにはようわからんやんか。 景色を見たり、写真を撮ったりするのは外 […]

桂林2007の想い出-4、漓江下りの船着場

まあ多少の不安はあるもののとりあえず船に乗り込むことにした。 外から見たら平べったいちっちゃな船やけど、中に入ると意外に広い。 大きさからの感じでは近江八幡の水郷の舟みたいに中でべちゃっと座るんかな って思てたら椅子が並べてある。中で立つ訳にはいかんけど座って頭がつかえ ることはない。ベトナムのフエの川遊びみたいな感じだ。椅子は固定してない 自由でええけどずるっとすべったり、おっとっととこけそうに […]