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中国紀行

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-28、碧渓古鎮の中で

表通りにはお店しかないけど、裏通りには生活と哀愁がある。 どの家も歴史がありそうやし、規模も小さくない。そやけど殆どが崩壊寸前の ようにも見える。日干し煉瓦で作ったような壁と瓦屋根と板壁がそろそろ朽ち 始めてるかのように見える。ふと左をみると家の壁に寄り添って手をポケットに 入れうつろな顔をしたおじさんがいる。何か悩みがあるのか? もしかしたら 昼飯にラーメンを食うかチャーハンを食うか決めかねてい […]

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-27、碧渓村へ

元陽の棚田と別れて一夜明けた。天気はまだ釈然としない。普通ならアジアの 雨期を外れてるんでそんなに雨が続くはずはないんやけど毎日が鬱陶しい。 とはいうもののそんな事でへこんでいては旅は出来へん。 今日も元気一杯で歩き回ろう。 ということで、本日の最初は碧渓村と言うところに行く。昔、茶葉古道にあって 茶葉の交易で栄えた村らしい。聞くところによると殆ど観光化されてないようだ。 そうなると、城壁に囲まれ […]

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-26、北回帰線で晩飯を食う

何となく腑に落ちんようではあるけど、観光地のしかけって多かれ少なかれ似た様な もんでもあるかと思えば腹をたてることもない。それより、ライトアップのスイッチが 入るのをずっと待ってたんで腹が減った。飯はどこで? と思ったら、この山の上 で夜景を見ながら食事ができるレストランがあるという。値段が高いわけでもないし 下に降りてもこれといってめぼしい狙い目のとこはないというんで、そこで食べる ことにした。 […]

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-25、墨江、北回帰線の街

哀牢山脈の話を聞きながら、半分うとうとしながらバスに揺られてたらいつのまにか 墨江の街についた。もう夕方だ。これから北回帰線公園がある丘の上に登るらしい。 その前に果物でも買っていこう?、後でええやん? 心残しつつ、後でかう事に したら、戻った時にはもう真っ暗、誰も居いへんかった。それは今はわからんから 先を急ぐ。丘の上に歩いて上がると言う選択肢もあったけど誰も考えもせんかった。 迷わず電気自動車 […]

雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-24、紅河の流れ

次の場所というのは墨江というところだ。ここ元陽から紅河に沿って北西に向かい 元江というところを通って墨江という街に行って一泊する。そこからタイとの 国境がある街、西双版納を目指すのだ。元江という街まではひたすら河と共に 走る。 紅河というだけあって河の水が紅い。 はるか前に三峡下りという旅をしたことがあって、その時はひたすら長江の雄大な 流れを船に揺られて日がなぼーっとしてたある意味退屈至極な旅で […]